DeNAにとって大切なこと
2015-04-02 07:07
独ソ不可侵条約の締結以来、この両者に対するインタビュー記事をよく目にする。
何度か書いたことだが、「ソ連」がどういう「国家」であるかを端的に表した部分があるので引用したい。
「ガチャについては、未成年への課金は慎重に考えなければならないし、ユーザーにサービスを誤認させてしまっては問題。ただ、青年ユーザーに納得してもらって使う分には価値のあるサービス。ガチャそのものに問題があるとは思っていない」
――ガチャを入れなければ売り上げは上がらないとの見方もある。
「日本のゲームアプリのランキング上位はガチャが入っているタイトルが多いが、北米の上位はガチャのタイトルは多くない。日本ではガチャガチャのように(くじ引きの)カルチャーが受けているが、北米をねらうならガチャでは多くの収入は見込めない。どんな市場に向けてゲームを出していくかを考えて最適な課金モデルを選択すればよい」引用元:インタビュー:任天堂と数億人が遊ぶ「ヒット」連打へ=DeNA (ロイター) - Yahoo!ニュース BUSINESS
言わんとすることは
・ガチャは良いものだ。勘違いする馬鹿もいるけど。
・かといってそれがDeNAの本質的価値ではない。どんな手段であっても要は儲かればいい。
つまりDeNAにとって「変わらぬ企業価値」とは「儲けること」なのだな。確かに人間霞を食べて生きていくわけにはいかないが、頭がよくそして「儲けること」のみを貪欲に追求する企業が業績を徐々に落としていく、というのはとても面白い現象だ。
野次馬としては来たるべき「独ソ戦」がどのような形になるのか生暖かく見守ることにしよう。