Apple Watch(電源はいってません)が持つ力
2015-05-01 07:10
昨日家にApple Watchが届いた。会社用である。私のiPhoneは未だに4Sであり、Watchを使うことができない。数週間前に
「開発者向けに抽選にあたれば4/28にAppleWatchを出荷するよ」
とメールが届いた。あたらないだろうと思ってとりあえずエントリーしたら当たった。しかしこういうことは得てして予定通り進まない。Apple Storeの履歴を確認するたび「出荷予定6月」だ。まあそうだわな。
と思っているうちに本当に家に届いた。子供達が「何それ?」というので「これは会社用のApple Watchだ。開封しないで会社に持っていく」という。すると子供達はあからさまではないが不満そうな顔をする。そりゃあれだけ話題になっているからね。
「では開封して中身の確認だけしよう」
というと大喜び。
Apple Watch開封の儀についてはいろんなところに写真も動画も存在しているから繰り返さない。しかし開けている最中子供達が「すごーい」と声をあげていたことは書いておくべきだろう。
そして最後にApple Watchが姿を現した。もちろん電源は入って居ない。しかしデジタルクラウンを回した子供達は
「これ感じがいい」
と喜んでいる。そして電源をいれてもいないのに
「Appleすごいねー」
「お父さん、今度買ったら?お母さんにお願いしてみたら?」
とかあれこれ。
これは驚くべきことだと思う。彼らはそもそもApple Watchで何ができるかとかそんなこともわかっていない。しかし「開封」と「触る」だけでこれだけの印象を与えたのだ。もちろん狂信的Apple原理主義者の父親に影響されたところはあるだろうけど。
私はまだApple Watchが商業的に成功するかどうか慎重に見極めたいと思っている。しかしパッケージングだけで小学生にこれだけ歓声をあげさせる製品は他にないのではないか。
というわけで今日会社でさっそく、といいたいところだが普段持たない荷物なものだから家に忘れてきた、というのは内緒である。明日何事もなかったような顔をして持ってこよう。