日本にT-Mobileが必要な理由
2015-05-14 06:56
キャリア関連の報道を取り上げる。まずソフトバンクの孫社長。
これまでソフトバンクグループの屋台骨となっていた国内通信事業については、ソフトバンクモバイルの宮内謙代表取締役社長兼CEOを中心に経営の効率化を進める。孫社長は国内の通信市場について「ほとんどゼロサムゲームではないか。大きな変動がやってくることは考えられない」とほとんど興味を失っている様子だ。
引用元:孫社長の後継者候補にニケシュ・アローラ氏、ソフトバンクが世界戦略に向け社名・体制変更 | SAFETY JAPAN [セーフティー・ジャパン] | 日経BP社
この「どうでもいい」感。いや、見事だ。この言葉を聞いてもまだソフトバンクと契約を続けられる人は、、多いだろうな。そもそも普通の人はこんなインタビュー気にしていないし。多分遠からずSprintは売却することになるのだろう。次はどこが買うのかね。
次に親愛なるdocomo
まだCM撮影に入っていないという高畑さんは、CMキャラクター出演についてまだ実感が湧かないとしたものの、新機種の一つ「Disney Mobile on docomo DM-01G」を手にすると、ディズニースマホの細かなデザインの作り込みや演出に感動した様子。新作映画「シンデレラ」の日本語吹き替えで出演している高畑さんは、映画のワンシーンをDM-01Gで観ながら「液晶がめっちゃきれい!」と驚いていた。
前にも書いたが私は加藤社長が好きである。(上司じゃないから怒られることもないしね)しかしNTTという組織では社長一人が何か言ったところで何も変わることはない。
Docomoは律儀に夏モデルとかの発表会をやっている。最近だから端末がどうとかはどうでもいいのだが、別の問題がある。それは発表するサービスがいつも
「なんのことだかわからない」
こと。dTVってなんだよ。ポイントがどうだとかどうでもいいんだよ。Just worksのサービス出せってばさ。わけのわからないタレントにわけのわからないコメント言わせてる暇があったらさ。
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さて話はまたソフトバンクに戻る。毛沢東は後継者に林彪を指名したらしい。あるいはヒトラーがゲーリングを指名か。
アローラ氏は6月に代表取締役副社長に昇格し、「創業以来初めて、英文の役職で言う“President”の座を譲る」という。「アローラ氏を実質的な後継者に指名したのか」、という質問に対して孫社長は「答えはイエス。彼が最も重要な後継者候補だ」と述べ、大きな期待寄せていることを明らかにした。
引用元:孫社長、“後継者”に元Google幹部アローラ氏を指名 「世界のソフトバンクに」 海外ネット企業に集中投資へ - ITmedia ニュース
歴史上何度も繰り返されてきた
「後継者は指名するが、自分が世界で一番だと信じて止まない独裁者と、その独裁者の機嫌を損ねないように身を守る有能な人間」
の図式である。アローラ氏がどんな人間かしれないが、孫社長はまああと20年くらいは引退しないだろう。そんなに長い間彼は林彪orゲーリングでいられるのだろうか。この二人の物語はどんな結末を迎えるのかな。