カーナビの運命
2015-08-26 06:47
なんどもなーんども書いたことだが、カーナビに搭載された「誰も使わない機能」の多さと、それを作るために費やされた労力の大きさには驚かされることが多い。
我が家ではiPhoneがカーナビの役割を代替し、トンネルのなかでの問題はあるものの、地図更新の頻繁さ(と当たり前さ)がそれを相殺してくれているように思う。そして追加コストは0だ。それ故誰も「新しいカーナビ買おう」とは言わない。これはカーナビ嫌いのお父さん(私のことだ)がいる我が家に限った話ではないようだ。
Drivers, especially those ages 21-38 from Generation Y, are still relying on their smartphones rather than their cars to connect to their favorite apps or search for nearby services.
"Customers say, 'I have a competing technology that's easier to use, or I've already paid for it - so why do I need it again?'" said Kristin Kolodge, executive director of driver interaction at JD Power.引用元:Many U.S. drivers ignoring new tech features in cars: survey | Reuters
一部だけ訳:ユーザはこういう。”カーナビと同じ機能をもったもっと使いやすいものがある。そしてすでにそれにお金を払っている。どうしてカーナビを使う必要があるのか?”
今やプロ野球は年寄りだけが価値を認め、見に行くものとなった。カーナビもそのうちそうなる。誰もみないプロ野球だが、選手は億単位の年棒をもらっている。カーナビ関連企業もそんなものだ。