女性が余っています
2015-08-27 07:14
この言葉は嘘である、ということを学んだのは多分大学生の時かな。そう言われてのこのこ行ってみると男ばかり、、とはいかないがどう見ても男の方が多いぞ。さて、この事実は洋の東西を問わず共通らしい。
日本を見ていて非常に興味深いのが、女性利用者がとても多いことだ。私たちの分析では、おそらく女性が置かれた社会的地位への反発が背景にあるのではないか。日本の歴史を見ても、男性が遊び相手を探すサービスはたくさんあったが、女性が使えるようなものはなかった。が、今はアシュレイ・マディソンが安全かつ匿名で利用できるサービスを提供していることで、女性にもそういうオプションができた。
引用元:「不倫ビジネス」が成功?世界最大サイトの謎 | インターネット | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
東洋経済がこう記事にしたサイトが、ハッキングにあい情報が流出しているのだそうな。海外では自殺者も出ているとか。
いろいろな事情があるのだとは思う。しかしあるいは自殺までする必要はなかったのではないか。このサイトは「不倫サイト」ではなく、「男性向けエンタメサイト」だったというのが実態らしい。
It isn’t even a sadscape of 31 million men competing to attract those 5.5 million women in the database. Instead, it’s like a science fictional future where every woman on Earth is dead, and some Dilbert-like engineer has replaced them with badly-designed robots.
引用元:Almost None of the Women in the Ashley Madison Database Ever Used the Site
そもそもの登録者数からして男性3,100万人に対し女性550万人。しかも550万人の登録ユーザ中、本当の女性ユーザは12,000人程度だったらしいのだ。上記引用文で
「すべての女性が死に絶えた地球で、オタクエンジニアがいいかげんなロボットを作った世界」
というのが正しかったらしい。
こういう数字をみると、つくづく「男はバカだなあ」と思う。男女比は3000:1。それでもこのサイトはそれなりに収益をあげていたらしい。
2014年の売上高は1億1500万㌦と前年比約4割伸びた。粗利益率も55%と非常に高い。多くの会社がこのような成長を続けられるわけではない。
引用元:「不倫ビジネス」が成功?世界最大サイトの謎 | インターネット | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
3100万人の男性は「夢を買っていた」のだ。そしておそらくこのサイトがきっかけで本当の不倫をした人はほとんどいなかったのだろう。いつかは当たるに違いない、の宝くじやAKBの観戦も同じ「夢を売る」ビジネス。
「実はAKBにはまっていて、CDに数百万つぎこみました」
と告白するのは(人によっては)相当恥ずかしい。しかし自殺はしなくてもいいと思うのだ。