自慢話しをするタイミング
2015-09-29 06:44
綺麗な上海問屋ことUPQが面白いことになっているらしい。
「格安SIMフリースマホ」として市場に出ている製品は、日本語対応が微妙だったりとか、技適が通っているのか不安だったりとか、単純にデザインが選べないという不満があると思うので。一回この市場で製品を作ってみたいと思っていました。
引用元:http://k-tai.impress.co.jp/docs/interview/20150821_717289.html
(一ヶ月経過)
発表の内容につきまして、「該当の製品に関する技術基準適合認定は取得」と記載しておりましたが、誤りでした。本日、総務省総合通信基盤局より電気通信事業法及び電波法に関する認証が未発行であるとの指摘を受けました。
http://upq.me/jp/news/20150925_2/
「格安スマホは技適が不安だよね!アタシが作るよ!」と言った本人が技適を取っていないスマホを出荷した、というオチである。
年をとってくると実感するのだが、世の中にはやたらとメディアで自慢をする人とそうでない人といる。最近では元LINEの森川とかいう人がやたらとメディアで顔写真をだしている。想像するにあちこちで「LINE成功の秘密」とやらをといているのではなかろうか。
問題は
「自慢するタイミング」である。UPQは「製品を発表する」ところがゴールだったようでそこで自慢を始めてしまった。まだ出荷されていなく、ユーザのフィードバックも得られていないうちに。こうしたやり方は別にUPQの専売特許ではない。学術の世界でもろくに検証されていない
「ニュートリノが超光速で動いた!」
がニュースになったりもする。多分これは「自慢した」のじゃないだろうが。
そして
経験的に思うのだが「早めに自慢する人」はほとんどの場合
「ろくなもんじゃねえ」
これは何の確証もない理論だが、心に留めておこうと思う。