ユーモアのセンス

2015-10-13 07:08

Steve Jobsが亡くなってから4年たった。あの日ニュースを目にした時のことは今でも覚えている。

話は突然変わる。ある人のブログで紹介されていた「火星の人」を読み始めている。これを映画化するのは力量が問われるなあと思いながら。

あとがきか何かにも書いてあったが、印象的なのは主人公の「ユーモアのセンス」。座禅とか瞑想で重要なのは、自分をある程度距離をもって見ること。悲しみ、苦しみ、痛みと同化するのも否定するのも間違っている。そのまま傍において眺めること。

ユーモアのセンスとかこの「座禅的な思考方法」なしにはなしえないものではないかと思うし、やたらと

「進め一億火の玉だ」

になってしまう我が国の通弊を正そうと思えば、とても必要なことのように思える。Steve Jobsが亡くなった時、日本語でどれだけの文章が書かれたか知らないが、このような文は決して日本語で書かれなかったと思う。

“Heaven got a major upgrade today…”

引用元:Steve Jobs: Memories and Legacy | Monday Note

この文章がどうすばらしいのか、なんとか子供に伝えられればと思うのだけど。