惑星トヨタとの戦い
2015-12-07 06:43
地球から少し離れたところに惑星トヨタがある。そこではトヨタ一族が王朝を築き、トヨタを頂点とした会社のピラミッドがあり、トヨタ語が話され、トヨタロジックが正しいとされる。
トヨタ自動車グループで、自動車用自動変速機などの開発・生産を担当しているアイシン・エィ・ダブリュ(以下、アイシンAW)製造本部副本部長だったA氏が今夏、就職を希望する女子大生に、内定との交換条件に肉体関係を迫ったとされる不祥事が発覚し、グループ内のみならず社会に激震が走った。
引用元:トヨタ系幹部、女子大生へ肉体関係強要&退職が発覚…別幹部は違法DVD密売事件も (Business Journal) - Yahoo!ニュース BUSINESS
だからこんな人間でも子会社の「副本部長」くらいにはなれる。(この肩書きを読んで笑ってしまった。実に絶妙なポジションだ)これがトヨタロジックというもの。王族にたてつく人間がいるわけがない。やりたい放題である。
そもそも今回の事件では、大手メディアの大半が黙殺中。トヨタが多額の広告スポンサーとあり、報じられても幹部の素性などは伏せたかたちで扱いも小さい。メディアも恐れるトヨタの不祥事だけに、たとえ余罪があっても大きく取り扱われないまま終息ということも考えられる。
引用元:トヨタ系幹部、女子大生へ肉体関係強要&退職が発覚…別幹部は違法DVD密売事件も (Business Journal) - Yahoo!ニュース BUSINESS
日本のマスメディアの態度は卑怯の一言に尽きる。報道ステーションとかいう番組では、イスラム国のプロモーションビデオをそのまま流すことはできるが惑星トヨタの王族のスキャンダルを報じることはしないようだ。彼らは「自分が批判を受けない相手」を容赦なく中傷する。弱気をくじき強気を助ける。それで正義を気取るのだからいい気なものだ。
つまりこれを「他の惑星のできごと」と片付けるべきではない。惑星トヨタがその内部で何をやろうが知ったことではないが、日本国民に対し、日本国の法に反する形で危害を与えた場合は日本国の法でさばいてもらわなくてはならぬ。
こういうニュース。あるいは巨人の監督が暴力団に1億円払ったとかいうニュースを聞くにつけ「メディアが振りかざす正義のいい加減さ」が痛感される。結局役にたつのは2chというのもいつものことなのだが。