華氏451度
2016-02-16 06:52
昨日なかなか家族がかえってこず、(しかもいつ帰ってくるかわからず)すきっ腹を抱え1時間半ほど何もできない時間を過ごした。こういう時新しいApple TVは偉大だ。何の役にもたたないアメリカ東海岸の大寒波とか大統領選挙とかいろいろ詳しくなった。
でもって
アメリカの天気予報では、温度が華氏で表示されている。華氏でマイナスの値がでていると、尋常ではないことがわかるが何度かまではわからない。40-80あたりだと体感的にわかるんだけどね。
どこの国でもあるとは思うが、保守と革新がいりまじる様は他の国からみると面白い。かの国では頑なに「華氏」を使っている。じゃああのへんてこな単位系に何のメリットがあるのか?
引用元:xkcd
この漫画を読んでいて「なるほど」と思った。アメリカが頑なに華氏を捨てないのは単に彼らがトランプを支持するようなバカだからだが(これは下手な冗談ですからアメリカの人、怒らないでください)、何事にも理由はつけられる。
・華氏0度〜100度は人間にとって感覚にあっている。(欧米人にとっての生存圏がそのあたりということ。−17.8℃〜37.8℃にあたる)
・70度台、80度台という言葉に意味がある。華氏の70度台は快適ゾーンだというのは私でも知っている。摂氏の「20度台」は肌寒かったり、蒸し暑かったりいろいろだ。
私が特に実感するのは2番目に挙げた理由。いつも思うのだ。摂氏は目盛りの感覚が広すぎる。5度違っただけで快適と不快に広く別れてしまう。ああ、こんなに寒くなったのに気温の違いはたった5度か、と思うたび絶望感にとらわれる。というわけであれですよ。℃を0〜200にしませんか?そうすると人間の平熱は73度になる。小数点使わなくていいから子供にもわかりやすい。というか別に子供でも何の苦労もなく「36.5度」とかいっているからそんなことはどうでもいいんだよね。