年功序列万歳!
2016-02-26 07:11
いや、私年取ったから、年功序列が大好きなんだよ。自動的に偉くなれるから。しかし以下の記事には納得せざるをえない。
ここ10年ほど、多くの大企業で早期退職募集が行われていますが、そのほとんどすべてにおいて「45歳以上」というような年齢条件が付されています。たっぷりリソースをつぎ込みウン十年とかけて育成したはずの“人材”が、やはり戦力とはなっていないということでしょう。
本来であれば早期退職者の募集は「経験の少ない40歳未満限定、会社にとって貴重なノウハウを持つ40歳以上は対象としない」とあるべきです。
考えてみれば「45歳以上を対象に首をきる」というのは実に馬鹿げた話だ。50歳だろうが使える人は使えるし、20代でも「なんでこんなのを採用したんだ」と言う人もいる。
なのに年齢で一律に処する。これほど馬鹿げたことはない。前掲の記事には同意することばかりだ。そもそも「いざというとき首を切りたい」人間であるならば、なぜそんなのに高い給料を払い会社の舵取りを任せるポジションにつかせるのか。
ここ数年、「日本企業の弱みは、バカを出世させる仕組みにある」と考えるようになった。これは大企業だけではなく、「日本のベンチャー」と呼ばれる気持ち悪い集団の中でも事情は同じ。ちゃんと商売をやっているベンチャーではなく、「お友達付き合いが上手で、メディアとよい関係を保っている」ゴミのような会社ばかり持ち上げる。
そんなことを考えながら今年のインタラクションのプログラムを見る。
本セッションでは,日本のハードウェアベンチャーを牽引する(株)Cerevoの岩佐琢磨氏を招いて,このような日本/世界のハードウェアベンチャーの現状と,その立ち上げを支援するサポートシステムについて俯瞰し,インタラクション研究の出口としての可能性について議論する.
勘弁してください。こんな想像力のかけらもない製品を作っている会社の講演なんか聞いてどうするの?
ネット接続型家電の企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」(製作: サイコパス製作委員会) に登場する「ドミネーター」を1/1サイズで精巧に再現した「DOMINATOR MAXI(開発コードネーム、読み:ドミネーター・マキシ)」を開発しました。
引用元:「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観をリアルに体験できる「ドミネーター」開発 | Cerevoからのお知らせ
インタラクション系の研究をやっているというのなら、Boston Dynamicsの人をつれてくるとかさ。いや、実際にプログラム委員やって呼んでくるのが大変だってのはわかるけど、ハードウェアベンチャー呼ぶならバルミューダにするとかさ。