ユーザの気持ちになろう

2016-09-29 07:10

製品作りには2種類の方法がある。ユーザの気持ちに立つ(別に同意しなくてもよい)ものとそうでないものだ。

ガチャをまわさせてしこたま金をしぼりとる方法がどちらに当たるのかはよくわからない。犠牲者をカモにする商売は犠牲者の気持ちにならんとできないので、前者かもしれぬ。

さて、そこで親愛なるソニーである。

内容を要約するに
「ハイレゾを売りたいのでプロモーション手伝ってください」
とのこと。

引用元:Sony Musicの社員にハイレゾ音源聴き分けテストをさせてみた - BASEMENT-TIMES

でもって結果だが、こう書いてきたソニーの担当者は全く聞き分けられなかったようだ。(自分が普段聞き慣れている音楽ならわかるらしいが)でもって

「こうやって聴き比べることなかったからなあ。こういう楽しみも宣伝していきたいね」

 と締めた斉藤さん。そんなこと言いながら最終的にクラシックシリーズはやはり5割くらい外していた。全然聴き分けられてない。

引用元:Sony Musicの社員にハイレゾ音源聴き分けテストをさせてみた - BASEMENT-TIMES

何をか言わんだが、ソニーのエリートさん。とりあえず自分で聞いて「これはいい!」と納得してから売らない?プロモーションの方法がどうとかいう前に、自分で本当にそれいいと思ってから売ったら?それじゃ

「こんなもの健康にいいわけないだろう」

とわかっていながら水素水を売る伊藤園の社員と同じだよ?と書いていて気がついたが、サラリーマンとは所詮こういうものかもしれんな。前にも書いたが、以前やっていた仕事って米国の会社が「3年、70億で開発できます」といっているものを、「10年、200億で国産で開発します」と言い切るものだったもんな。

でもね、そういう仕事って体に悪いんだよ。私の場合はだけど。