政治家(性別女性)
2016-09-13 07:07
クリントンが危うい。今の時代だから彼女が体調を崩し、車に乗りこもうとするところで崩れ落ちるビデオは世界中で何度も再生される。
相手がトランプでなければ私は決してヒラリーを支持しない。これは奇妙だ。いろいろな人の話を読むと彼女は真面目にやっているようだ。なのに彼女の演説は退屈そのものであり、どうしてもオバマに感じたような誠実さを感じない。あるいはこういうことなのかもしれない。
アメリカ大統領選は、イデオロギーや政策の争ではなく、情念とか怨念の闘いの域に入った感があるな。なんとしてでも女性初の米大統領になりたいヒラリーの猛執が勝つか、そんな彼女のこれまでの歩みに纏わりついている怨念が勝つか、みたいな。
彼女は結局手が届かないのではないかという気もする。
やはり世界は「世界の王がトランプ」という状態に最低でも4年耐えなければならないのだろうか。民主主義というものの問題をその4年間で世界中の人々が骨の髄にしみるまで考えなおすわけだ。
翻って日本の「ネクスト総理大臣」である。
やれやれ。何故やおら「母として」になるんでしょうね。国会議員として、最大野党の党首としてはいかがなものか、と問われているのに。最初から経緯を説明すればよかったところを、木で鼻括る態度で誤魔化し乗り切ろうとしたから問題が広がったのに。
こちらは本人の品格がモロにでている。そもそも2重国籍がどうか、には私は興味がない。このネクスト総理大臣の「何を言っているかわからない」とか「母として」という答えが私をゲンナリさせる。末端の議員としてはこれでもいいんだろうけど、これが「ネクスト総理大臣」
というかあれだよね。自民党としては
「がんばれ蓮舫!」
と心から思っているにちがいない。もはや民主党には(あれ?党名違ったっけ?)こんなのしかいないのだろうか。政治の世界の人材不足は深刻だ。
仮に自民党を二つに割ったとしよう。すると今の民主党はあとかたもなく消える気がする。もうそうしたほうがいいんじゃないだろうか。