ビンテージMac

2016-10-31 06:58

本来これは完璧なタイミングとなったはずだった。

Appleが、2016年10月31日から、ビンテージ製品とオブソリート製品に、iPhone 4、MacBook Air (13-inch, Late 2010)、AirMac Extreme 802.11n (第 3 世代)、Time Capsule 802.11n (第 2 世代)を追加することが分かりました。

引用元:Apple、ビンテージに、MacBook Air (13-inch, Late 2010)などを追加予定(2016/10/31から) | サポート | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)

この文章を打っているMacはビンテージ品になったとのこと。言葉は美しいが要するに「もう面倒はみないよ」ということ。そりゃ6年もたてばねえ。

時を同じくして、新しいMac Bookが発表された。

シンプルで、薄くて、軽くて、それでいて大胆。過去25年間のApple製ノートPCの多くがそうであったように、新しいMacBook Proも、ノートPCの新しいスタンダードとなり、遠からずすべての周辺機器がThunderbolt 3で提供される未来を期待したい。

引用元:最小のボディーに最大の挑戦:林信行の新型「MacBook Pro」最速レビュー (3/3) - ITmedia PC USER

視力が弱っている身としては、15インチを無理してでも購入しようと考えていた。そのためのバッグも考えていた。

問題は

今ひとつ「よし、いますぐ購入だ」という気分にならない、ということ。いや、こんなことを書いていても故障すれば(もう修理はできないから)買い換えることになるのだけど。

今回ひっそりとMac Book Air11インチが消えている。Mac Book Air13インチが新しくなる、という噂はあったもののただ値下げされただけのよう。そもそもよりAirらしいMac Bookが存在する以上Mac Book Airには「廉価版」としての意味しか存在していない。となるとMac Bookが拡充されてもいいのではないか。

とかなんとか考えていて私が欲しかったのは

「14インチMacBook」

だったことに気がついた。忘れている人が多いと思うが、Mac Bookの前身、iBookには12インチモデルと14インチモデルがあった。当時まだ老眼でなかった私は

「なぜ14インチがあるのだろう」

と思っていた。今ならわかる。字がでかくないと困るのだ。でもってMac Bookが12インチと14インチ、Mac Book Proが13インチと15インチならきっちり1インチ縮小版で話が揃う。(なんのことだ)

今のところMac Bookは春にアップデートされている。今回発表されたMac Book ProのキーボードはMac Bookのそれより大幅に改良されているとのこと。であれば、来春にはMac Bookのアップデートがあってもおかしくない。Tim、お願いだ。ここで14インチを追加してくれ。USB Type-Cを二つに増やして。出たらすぐ買うから。

というわけで、私のビンテージMac Book Airは年を越すことになる。春になればきっと(狂信的Apple原理主義者はこうやってずるずる期限を伸ばすことを厭わない)