Life without WWDC

2017-05-17 07:30

Appleが主宰する年に一度の開発者向けイベント、WWDCに参加できることが途方もない贅沢だ、ということは十分認識している。しかしあの体験の価値は言葉ではとても言い表せられない。自分がXcodeを使い、Swiftでプログラムを書いている幸せを噛みしめることができる一週間がどれほどの価値を持つか。

そして

近年珍しいことだが、今年はハードウェアのアナウンスがいくつも予想されている。Apple版の音声コマンドで起動するアシスタント、10.5インチiPadに加え、今朝こんなニュースが飛び込んで来た。

Appleは、WWDC2017において、Microsoftの新たな競争製品だけでなく、減少傾向にあるiPadの販売を相殺する目的で、3台の新しいノートPCを発表する計画だと伝えています。

引用元:Bloomberg:Apple、WWDC2017でKaby Lake搭載MacBook Proを発表? | Rumor | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)

これこそ私が待ち望んでいたもの。去年新型Mac Bookが発表されると予想していて空振りに終わったが今年は何がでるのだろうか?

いや

わかっている。こうやって期待だけ高まり結局「新しいOSの発表」だけに終わり(これについては後述)二日後には全てを忘れることを。これまでも何度もそうして来たのだ。

だから

キーノートの全貌が明らかになる6/6の朝まではあれこれ想像しようではないか。Tim.Mac Book Airはディスコンにしていいと思う。その代わりにMac Book 12inchの値段を下げ、そしてMac Book 14inchを追加するんだ。そうすればMac Book+Mac Book proで綺麗なラインナップになる。iPad 10.5inchは発表しなくてもいい。なぜならWWDCで発表する意味がないから。WWDCはあくまでも開発者向け会議なのだ。そのかわりに音声アシスタントは発表してくれ。そして開発者たちは皆毎日明らかになる音声用の新しいAPIに一喜一憂する。

最近

自分にとっての贅沢がどのくらいのものか、と考えることがある。前にも書いたが、一年に3回、二週間ずつ農民の家に引きこもる。それにWWDCのチケットに外れても開催地に行きAlt confにボランティアをする。それに加えてアメリカの砂漠を車で走りいろいろなところをめぐる。

今でも十分贅沢をしているが、時々そんな「身分不相応」なことを考えたりもする。

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さて、今年iOS11が発表される。これはブルームバーグしか報じていないことだが、ここでユーザインタフェースに何か変更があるかもしれない。

iOS7でがらりとデザインが変更された時の衝撃は今でも覚えている。はたしてそれが現実のものとなるだろうか?ハードウェアと違いソフトウェアは秘密を保つのがやりやすい。いや、わかっている。こうして期待だけ高まり(以下略)