未知の世界

2017-07-12 07:20

戦国時代だったら、とっくに人生終わっている年齢である。とはいえ世の中のほんのごく一部しか知らないで人生を終わることを最近確信している。

いきなりなんの話かといえば、お馬さんである。今日こんな記事を見た。

セレクトセール2017(両日)
購買者トップ10
1.里見治 16億9700万円(16頭)
2.近藤利一 11億4500万円(13頭)
3.ダノックス 9億5200万円(11頭)
4.DMM.com 6億7500万円(3頭)
5.金子真人HD 6億500万円(11頭)

引用元:馬・写・道さんのツイート

競走馬の購入が行われたんだそうな。でもってセガサミーの経営者が16億円。エロが一番有名なDMMが7億弱を払っている。

DMMというのは面白い会社で、一番有名なのはエロ動画だが、他にもいろいろなことに手を出している。トラブルばかりおこし、全く売り物がないUPQが倒産しないのもDMMの資金が元になっているから、と2chで報じられている。私は2chに書いてあることを真に受ける人間なのでその前提で話をする。

そもそもなんでそんなことをするのか不思議だったが、おそらくDMMにとっては競走馬と同じ扱いなのだろう。競走馬は購入もさることながら、その飼育にとんでもない金がかかる。UPQなんぞそれに比べれば「誤差」の範囲ということか。

これだけ金をはらって誰が競走馬で「投資のリターン」をえることができるか?多分誰もできない。目的は別のところにあるらしい。

「馬主なんてものは採算で考えられるものではない栄誉、社交界におけるステータスを巡る争いである」と考えれば、「セレクトセールの億馬を競り落とす行為」が必要。

引用元:メジロマイさんのツイート

こうなると私のような貧乏人には全く想像もつかない世界があるのだな、としかいいようがない。自らの生活を振り返って「採算を度外視して金をつぎ込んでいるもの」といえば、、、なんだろう。映画かなあ。でも暇つぶしに感動、を考えればトータルでは採算が取れている気もするし。お馬さんにお金をつぎ込む人は、何億円分の「感動」を得られるんだろうかなあ。想像もつかないが。

自分たちのかせいだ金が、こうやってお馬さんに消えて行くのを知りながら、その会社の社員がどうやって働くのかはよくわからない。「そういうもの」と割り切っているのだろう。そう考えれば、LINEで会社自体はちょっと赤字だが、韓国人の取締役がものすごい報酬を得ているのも社員にとっては「そういうもの」ということなんだろうなあ。