類は友を呼ぶ
2017-07-10 07:07
日本の「ベンチャー業界」と呼ばれるものの気持ち悪さには何度か言及してきた。でもってちょっと会社員的に微妙な点もあるIVSでこんな事業が5位になったとのこと。
Facebook Messenger のボットとのやりとりで、イベントの2次会に女子を呼び出すことができる「キャバクラ版 UBER」を展開。
客単価 2.7 万円、30日以内のリピート率68%。今年の2月のローンチ以降、MoM の成長率は40%。820名以上の女性が登録している。
風俗営業もスマホをかませると、たちまち「素晴らしいベンチャービジネス」に早変わり。でもってこのイベントの審査員がまたすばらしい。
ディー・エヌ・エー 顧問 川田尚吾氏
楽天 執行役員 北川拓也氏
Skyland Ventures 代表パートナー 木下慶彦氏
gumi 代表取締役社長 國光宏尚氏
セプテーニ・ホールディングス 代表取締役 佐藤光紀氏
KLab 代表取締役社長 CEO 真田哲弥氏
スマートニュース 代表取締役会長共同 CEO 鈴木健氏
グリー 代表取締役会長兼社長 田中良和氏
投資家 / The Ryokan Tokyo 代表取締役 CEO 千葉功太郎氏
ウォンテッドリー 代表取締役社長 仲暁子氏
YJ キャピタル 代表取締役 堀新一郎氏
フリークアウト・ホールディングス 代表取締役 Global CEO 本田謙氏
慶應イノベーション・イニシアティブ 代表取締役社長 山岸広太郎氏
500 Startups Japan Head & Managing Partner James Riney 氏
スペシャルコメンテーターとして、堀江貴文氏が参加した。
私が給料をもらっている会社の、大株主がはいっているところだけはちょっとスキップして、あとは「日本駄目ベンチャー列伝」の目次をみているようである。
思うにこのIVSというのは、彼らにとって大変居心地のいい空間なのだろう。それとともに、一歩離れた位置から見るとどれくらい異様に見えるか何も考えてないんだろうな。
そういう人間がひとまとまりになっているのはありがたいことだ。願わくば彼らを収集に出す日を間違えないようにしたい。というか「ベンチャー」ではなく「ウェーイ系」とか「ゴロツキ」とか新しい言葉を普及させる必要があると思う。