何を報道するのか
2017-12-15 07:15
今朝のNHKニュースをみた。例によって沖縄でヘリコプターの窓が落ちた話を延々とやる。その次には阪神の見たこともない選手が契約更改したというニュース。誰だお前。しかしこのことについては何も報道しない。
中国人技能実習生を軟禁して犬扱い。時給400円で朝8時から深夜0時まで働かせ続けて、一人600万円以上の賃金を未払いで計画倒産し、直ぐに異口同音の会社を作って逃げられない中国人を再び働かせる。そしてブランドの担当者は自社の下請けのことは関係ないと開き直る。最低最悪のMADE IN JAPAN。
引用元:台湾人さんのツイート
誰が発明したのか知らないが、外国人研修制度というひどい制度が日本に存在する。以前新幹線で隣になった人に、手にできた火傷の跡を見せられ
「日本人は外国人が嫌い」
とつぶやかれた。沖縄の小学生が10m離れたところに落ちた窓枠で怪我をした(どうやったんだ?)話は大騒ぎするが、日本に実質出稼ぎに来てひどい目にあっている人たちのことは無視。私にはどうしてもこの理屈が理解できない。ロヒンギャの人たちがひどい目にあっていると大量に報道する前に、身近なところにある問題を報道しよう、とかは思わんのかね。
そして私もこうしたことを薄々知っていながら知らんぷりを決めていたわけ。だから同罪である。それを気づかせてくれたのが、オールドメディアであるTVというのも興味深い。インターネットがどうのこうのというが、こうした取材に基づいた報道はまだインターネットではなんともならんのかな。なんとかなるべきだと思うのだが。
さて、まずはどうしよう。いろいろな政党に「外国人実習制度の問題についてどう認識していますか」と質問を投げるか。というかこういう公の団体に質問なげるのって、オウム真理教に質問投げた時以来だな。