古いブログのデザイン変更

2018-01-15 08:49

Movable Typeのデザインから今のブログデザインに変更したのは2014年の1月である。それ以前のブログは「これはこれで歴史的意味があるよね」と古いままにしていたのだが、正月に行なった「https化強制」とかにともない表示ががたがたになっている。というわけで、文章部分だけ取り出し、今のデザインに当てはめた。

本当のことを言えば、画像のリンクがきれていたりあれこれあるのだが、結果を見よう。これが過去のデザイン

古いデザイン

でもってこれが今のデザインである。

新しいデザイン

自分で作っておいてなんだが、その読みやすさの差に愕然とする。古いデザインも自分なりに余分な要素を取り去ったはずなのだが、今読み返してみると

「ごちゃごちゃしたなかから、なんとか文章を拾い出そう」

という行為をしているように思える。

今のデザインでは、いくらなんでも削りすぎだろうとちょっと自分でも思っている。しかし仮にナビゲーション用のあれこれを付け足すとしても、この読みやすさの差異は常に自分の頭においておきたい。

というか、いまだにサイドバーに情報てんこもりに乗せ「さあこれを読め、こういう風に飛ぶこともできるんだ便利だろう」とやっているのは、邦画のポスターのごちゃごちゃさにあい通じるところがあるように思う。

君の名は
引用元:togetter

「日本人にはこういうのがいいんだよ」と強硬に主張する人たちがいるのは知っている。しかし私はこれはその精神においてBad UIだと断言する。つまり

「読み手の読みやすさ」

ではなく

「作り手の”あれも読め、これも読め”という都合」

を優先しているからだ。そう思ってBad UIで有名な先生の研究室サイトを見てみると...まあここらへんは見解の相違というやつだろう。