最後の防衛線
2018-03-26 07:07
これがどこまで異常なことか、真面目だかわからないのだが
“If an armed intruder attempts to gain entrance to any of our classrooms, they will face a classroom full of students armed with rocks and they will be stoned,”
適当な訳:もし武装した侵入者が教室に侵入しようとすれば、石で武装した教室中の生徒と対峙し、石を投げられるだろう。
銃の乱射が「恒例行事」となっている米国で、クラスに「バケツにはいった川の石」を装備することにしたのだそうな。
どことなくミツバチの巣に侵入したスズメバチを思い起こさせる。人海戦術ではないけど、どうしようもなければとにかく数で圧倒するのが正しいのかもしれない。四方八方から石がとんできたら、仮に自動小銃を持っていたとしてもそれに対抗するのは難しいだろう。しかし生徒にしたら銃を向けられたらまず逃げると思うが。
それより驚くのは、さらっと書いてあるこの文章。
Helsel said teachers, staff and students have had active shooter training and routinely hold evacuation drills for active shooter simulations.
いいかげんな訳:ヘルセルは、教師、スタッフ、それに生徒はいつも銃を持った侵入者に対するトレーニングをしており、状況をシミュレーションして避難するための訓練も実施している。
日本では、火事、地震に対しての訓練が必ず行われる。小学校に刃物をもった男が侵入した後には「さすまた」を使った訓練も少し実施されていたように思う。多分「滅多におこんないじゃないか」ということであまり実施されていないと思う。平和ボケなのだが、それはとても幸せなことだ。