中国経済の実態とは

2018-04-20 07:01

私は長い間中国の繁栄は単なるバブルだと思っていた。海賊版がその本質だと。もちろん私は間違っていた。いつのまにか日本の企業は自分たちでものを作らず、中国詣でをするようになった。それとともに、いつかのロボコンでみた「中国の大学圧勝」は実力だったのだなと思い知らされた。

とはいえ
ではかの国の繁栄が全てその見かけとおりかといえばそうではない。仮想通貨は「チューリップフィーバーを超えてもまだ値段があがっている」と言われた後崩壊した。

つまり中国全体と各地区の成長率も、全く辻褄が合っていないことになります。2018年1~3月期も、そのうち名目成長率がどこからか出てくることを期待していますが、やはりいろいろな辻褄が合わないままのような気がします。

 つまり中国経済とは、かくも不思議で辻褄が合わないものでありながら、世界経済はその中国経済の成長を前提にしていることになります。

引用元:いったい中国経済の本当の規模と成長率はどれくらいなのか? | 闇株新聞

というわけで実態は依然として霧に包まれている。一つだけ言えるのは、日本のバブル崩壊のような急速な崩れ方はしなかったということ。内部ではいろいろなバブルがはじけているようだが、それで全体が日本化することは(今のところ)ない。

リーマンショック・コンフィデンシャルという本を何度も読み返している。そこには何度も「日本のようにはならない」という言葉がでてくる。幸か不幸か我が国は世界に貴重なケーススタディを提供したようだ。