シェアを分析するのだ
2018-04-11 07:32
世界的にみればAndroidのほうがシェアが高いが、日本ではiPhoneのシェアが高い。これについてはあれやこれやの分析が存在する。
日本ではiPhoneのシェア率が高く、Androidのシェア率が低くなっています。そして世界で見るとこれが全く反対の結果となります。これはなぜか自分なりに考察してみました。
みんなと同じものが良い
ブランド志向
Androidは商品名じゃない
キャリアの後押し
私はキャリアの異常な後押しが原因だと思っていたがそれだとキャリアがなぜiPhoneを押すのかがわからない。売れるからだ、と言ってしまうと理論が循環する。
このようにあまた存在している考察にせよ、私の考察にせよ全て「これは日本だけの特殊状況だ」という暗黙の前提が存在している。だから今朝このニュースを見たときは驚いた。
More than four out of five U.S. teenagers now own an iPhone, and that number is growing, according to the latest results from a large-scale survey.
引用元:Four out of five U.S. teenagers own an iPhone, and that number is growing | 9to5Mac
ある調査によれば、アメリカのティーンエイジャーにおけるiPhoneのシェアが80%を超えているというのだ。
一時「ユーザごとのニーズにあったスマホ作り」が言われていた。パナソニックとか女性向けとかスマホ初心者向けとか一生懸命作っていた。
IPhoneは比較的少ない機種(それでも最初に比べると随分増えたが)で米国ティーンエイジャー8割のニーズに合致している。お若い人は「そういうもんだ」と思うかもしれないけど、「ユーザニーズの多様化」とかしたり顔で散々聞かされたおじさんには驚きの事実なのだよ。