逃げ切れるか?
2018-05-15 07:35
何度か書いているが、私は人間が車を運転するのは違法にするべきだと思っている。もちろん階段を落ちることとか、餅を喉に詰まらせる可能性とか自分が不慮の死を遂げる可能性は多々あるのだが、自分が殺人者になる可能性を引き起こすものはそう多くない。自動車はその一つである。
私の父は幸いに人身事故を起こさずに成仏した。(多分。私が知る限りは)もちろん父はとても慎重に運転する人だったが、これは幸運にも恵まれていたとしか言いようがない。あと末期がんであることが判明した後も運転しようとした父を止めてくれた母の努力の成果でもある。
引用元:xkcd
適当な訳:車の事故に関する統計を見るのは変なもので、私が死亡事故に巻き込まれる前に車を運転することをやめられるだろうかと考えてしまう。
多分遠くない未来に、人間による車の運転は禁止され、私は自動車事故で人を殺す恐怖から解放される。問題はそれがいつくるか、ということ。私は今でも車を運転しなくてよくなれば、喜んで運転しない人である。もっと歳をとって耄碌すると「俺はまだ運転できる!」と言い張り出すのだろうか。はたしてそれまでに「人による運転の違法化」は間に合うのだろうか。
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もう一つ気になっているのが、認知症である。これはちょっと自分には間に合わないのではないかと思い始めている。父の思考は最後まで明晰だった。自分がそうなるかは誰にもわからない。仮に今ものすごい効果がある薬が発明されたとしても、臨床試験やって、、とかやっていると間に合わない気がする。
まあそういう将来の(多分)心配よりは、目先の心配をしよう。心配のネタには事欠かないんだから。