VRヤバイ
2018-05-21 07:26
VR元年がいつだったかについてはおそらくいろいろな意見があるだろう。Facebookの後押しにも関わらず、そしてスマートフォンという偉大なデバイスの普及にも関わらずデモ以外でVRを使っている人を見たことがない。
しかしVRの信者たちにはそんなことは関係ないようだ。
VR購入者がどんどん増えているようなのだが、実はVRはもうサイバーパンクと呼ばれる、非現実的なことが未来なことがもうすでに起こっている。
じゃあどうサイバーパンクかといえば、7番目にのっているのはこんな事例である。
7. VR空間上でオセロ
みたまま。
ふーん。オセロができるんだ。それは画期的だねえ。(棒読み)
こういうVR信者が退屈なのは、自分たちがどんなに熱狂しようと、どうして一部の信者の世界でしかVRが使われないのか、信者の輪が広がらないのはどうしてなのか、についてまともに考えようとしない点にある。つまり今のVR信者の中には疑似科学と同じメンタリティの持ち主が紛れ込んでいるように思うのだ。
疑似科学も「既存の科学では解決できない画期的な理論。すごい!」と叫ぶのだが、そこから全く進展しない。(本を出したり、TVにでたりはできるよ)その理由の一つは彼らが現実を直視せず、自分たちだけの理屈の輪に閉じこもっているだからではなかろうか。オセロがサイバーパンクと声高に主張する人のように。
現実から目をそらし、小さな輪の中で熱狂し続けるのはそこかしこに見られる状況である。確かにこれは簡単に幸せになる方法ではある。