ビットバレーの歴史
2018-09-13 07:05
ITバブルはなやかなりしころ、ビットバレーなる名前があった。物理的には渋谷のことだ。先日それに関するイベントがあったのだそうな。
カンファレンスの目玉となるのが、DeNA代表取締役会長の南場智子氏、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏、GMOインターネット代表取締役会長 兼 社長 グループ代表の熊谷正寿氏によるトークセッション。渋谷を拠点に、20年近くIT業界を第一線で引っ張ってきた3名が、渋谷という街に対する思いや、SHIBUYA BIT VALLEYへの期待を語った。なお、ミクシィ取締役会長である笠原健治氏は同日は都合がつかず欠席したが、ビデオメッセージでコメントを寄せた。
DeNA,サイバーエージェント、GMOインターネットにミクシィ。この名前をならべて何を語ろうというのか。そう思うのは私だけではないようでこの記事を書いた記者さんは簡潔に彼らのことをまとめている。
当時はビットバレーのIT企業への投資は過熱したものの、そこから世の中を変えるようなサービスは生まれず、ITバブルの崩壊とともにその名を聞くこともなくなっていった。
「そこから世の中を変えるようなサービスは生まれず」
確かに何人かの金持ちは産んだ。私個人は世の中になんの雇用も生み出していないから、私と比べれば彼らは日本の雇用情勢にいい影響を与えている。それは認めなくてはならない。
ビットバレーの再興を目指す。それは結構だが、「世の中を変えるようなサービスは生まれず」の面子を集めて何をしようというのか。いつまで彼らは大きな顔をして闊歩し続けるのだろう。