CTOの講演
2018-09-06 07:02
先日不動産テックの講演会を聞きに行った。なんというか不動産業界は声の大きい人が多いなと思った。
その中で一人CTOの肩書きを持つ人がいた。メガネをかけ長髪で髭面。絵に描いたようなエンジニアである。講演内容はまるで支離滅裂だった。IOTについて述べているらしいのだが、「そんなのあたりまえだ」という話しかしない。極め付きはプレゼンの最後で、彼がいきなり発話をやめ、斜め上を凝視する。それがプレゼン終了の合図だったらしい。主催者は
「あの、終了ですか?」
と確認するまで彼は斜め上を凝視していた。
そんな彼でも、講演後には名刺交換をする人の列ができていた。CTOとはすごいものだなあと思っていた。
あんな人間にCTOが務まる会社とはどんな会社だ?と思って見てみる。サッカーの本田がキャラクターとして登場している。うーんなんだかなあ。
そう思っているうちこのニュースを知る。
会社員 名古屋市内のアパート物件を紹介される→自己資金0でOKとTATERU社員に言われる→残高23万円の通帳データを社員に渡す→社員問題無し→西京銀行の融資承認→会社員がTATERU社員に預金データの開示請求して23万円が623万円になっていることが発覚→融資は実行されず 他の融資も調査中と
引用元:満州中央銀行さんのツイート:
家にもよく電話がかかってくる「節税になり、相続税対策にもなるとってもおとくなアパート経営」である。売り込むだけではなく、預金通帳の改ざんまでしてローンを通してって。
あのCTOはいま何をしているのだろうか。今でも斜め上を凝視しているのだろうか、とふと考える。