日本の大企業の運命
2018-12-05 07:09
日本の大企業では外に情報を発信するのが難しい。それはいいことなのだと思う。大企業の中で出世した人間がどういう人間が隠すことができるから。
東芝には、800人のAIエンジニアがいる。
松尾先生によると、AIとは最小二乗法の三次元版
みたいなもんだと言う。
https://plus.paravi.jp/business/000238_2.html
最小二乗法とは、エンジニアが会社に入ったら
最初に習う、最適化プログラムである。
泣く子も黙る東芝のChief Strategy Officerの言葉である。かの会社でCSOが何をしているのかわからない。多分こういうデタラメで景気のいいことを社内で吹きまくるのが仕事なのだろう。現場のエンジニアは
「また何か言っている」
と無視しているのだと思う。それで日本の大企業はちゃんと回る。
しかし
インターネットのおかげで、こうした発言が表に出るようになった。天下の東芝のCSOがとんでもない知能の持ち主ということが白日の元にさらされてしまうわけだ。
大企業で偉くなると知能が下がるのかもしれない。誰も正面切って反論はしない。この言葉でも彼が社内で発信すれば、ただみな無視するだけだろう。俺の言うことに誰も反論できない。そして裸の王様が出来上がる。
ただかのCSOもさすがにまずい、と感じたらしく一生懸命「補足」を出している。その言葉を聞こう。
同様の話を東芝の技術展示会で、松尾先生が言われていた。
先生が、この中でも述べている様に、本当に最小二乗法
な訳ではなく、大切なのは特別視せずに使うと言う事である。
どんな人でも、最適化問題を解いている人は、AIを使って
見るべきだと言うのが、先生のお話の主旨である。
元研究者、現人工知能芸人の松尾准教授の言葉を適当に切り取り、なんとか自分の言葉を正当化しようとしている。哀れという以外に言葉がない。
悪いこと言わないから、東芝の中に閉じこもっていた方がいいよ。それがあなたのため、東芝でがんばっているみんなのためだ。