Softbankの商法
2018-12-20 07:10
先日SoftbankがIPOのために個人向けサイトを作っていたことを知った。
そのサイトは確かに成果を上げた。
Bloombergによると、SoftBank Corpの株を1500円の開始価格で買った投資家の90%は個人であり、同社は彼らを異例なほどのマーケティングキャンペーンによりターゲットとしてねらった。
引用元:Techcrunch
私の理解ではこういう図式である。機関投資家とかそういう人間から相手にされないことはわかっていた。だからバカな個人を狙ってキャンペーンを行い見事に成果を上げた。
ソフトバンクとしては、売り出した株が全部売れればあとはどうなってもいいことである。かくして膨大な資金調達に成功した。
理屈としては全く正しい。騙されるバカが悪い。株式市場は自己責任。確かにそうだ。
しかし「どうなんかなー」と思うのはいつものソフトバンクである。最近英語圏のニュースフィードに流れてくる日本企業の名前はソフトバンクだけなのも確かだ。逆に言えば「こんなのしか話題にならない」のが日本の現状とも言える。