ヘルスケアの意味
2018-12-13 07:06
Apple Watchが最初に発表されたとき「めぼしいアプリケーションがないな」と思った。いつものことだが私は間違っていた。個人的に一番使っているのがタイマーである。これについてはいつか書くこともあろう。
あと文字盤に常にエクササイズ状況を表示し、立ち上がっては歩き回ったり、通勤時必要以上に早足で歩いていたりする。
つまり発表時に「なんだそれ」と思ったヘルスケアの意義は実際使ってみるとちゃんとあったということ。それに加えて心電図測定機能も米国では利用可能になっったらしい。
Dentel氏は地元の診療所に行ってみると、駐車場が一杯で待合室も混雑。しかしApple Watchで心房細動が検出されたことを説明すると、即検査をすることに。 そして診療所のEKG(心電図モニター。ECGをドイツ語で略した呼び名)で診断してもらうと、医者は「うん、あなたは心房細動だ。これ(Apple Watch)はあなたの人生を救ってくれたかもしれない」と言ったそうです。
引用元:Techcrunch
この人が語るビデオをみた。7歳の娘さんがいる父親だ。そう思うと確かにApple Watchは彼の人生を変えたかもしれない。
Apple Watchには派手な機能がない。しかし人の命を救うことができる情報機器はそう多くはない。この機能があるからApple Watchが爆発的に売れるということもないだろう。しかしこのような成熟に時間と金がかかる機能を地道に実現しているAppleの姿勢はもっと評価されるべきだと思う。