Appleの(いつもの)凋落
2019-01-09 07:13
Appleが売り上げの見通しを下方修正したと聞く。これを聞き、私の反対側にいる人-すなわちAppleが失敗することがうれしくてしょうがない人-がありとあらゆる理由を述べているのが想像できる。しかし私は古参のApple原理主義者だ。心持ちとしてはこんな感じだよ。
引用元:Joy of Tech
しかしながら、これは別の兆候を示しているのではないかという懸念が存在する。
Reuters reports that official government statistics show a 15.5% fall in 2018, while Canalys has a somewhat lower estimate of 12%.
引用元:Smartphone shipments in China fell for all, not just Apple - 9to5Mac
Appleが中国でシェアを落としているのは事実だ。しかし中国でのスマートフォンの出荷台数自体が減少しているらしい。サムソンも同様に半導体部門での減収を報じている。
さて、これが「スマホが売れなくなっただけ」なのかそうでないのかはもう少し様子を見ないとわからない。中国経済がバブルなのではないかという懸念はもう10年以上も続いており、しつこい私も「そろそろ破裂するぞ」という言葉を飲み込んでいた。
いや、私はまた間違っておりこれはスマホだけの問題だと思う。しかしバブルが終わるときに私は必ずそう考えるのも事実である。2000年にITバブルが崩壊した時も「いい加減なIT企業が淘汰されるだけさ」と思っていたし。
いずれにしても決心したことが一つある。長年Appleの原理主義者を標榜しながら、Apple株を所有していないことに後ろめたさを感じていた。どこまで下がるか知らないが、今度はちゃんと購入するぞ。