Too Important To Fail
2019-02-04 07:17
Too Big TO Fail-大きすぎてつぶせない、とは企業とか銀行に対して使われる言葉。でもって新聞は「大事すぎてつぶせない」のだそうな。
そう、新聞が滅びると、真っ当なジャーナリズムも日本から姿を消してしまうかもしれないのだ。紙の新聞を読みましょう、と言うつもりはない。
だが、タダで情報を得るということは、事実上、タダ働きしている人がいるということだ。そんなビジネスモデルではジャーナリズムは維持できない。
誰が、どうやって日本のジャーナリズムを守るのか。そろそろ国民が真剣に考えるタイミングではないだろうか。引用元:新聞部数が一年で222万部減…ついに「本当の危機」がやってきた(磯山 友幸) | マネー現代 | 講談社(3/3)
米国では紙の新聞媒体は日本よりずっと衰退しているが、じゃあ米国のジャーナリズムが死んだとかそんな話は聞いたことがない。
筒香が指摘した「新聞社が主催しているので、なかなか現状が伝えられていない」という高校野球への指摘は「毎日」も「朝日」も書いていない。
それでいて 自分達に都合が悪いことは一切報道しない。その上で「いいのか?俺たちがつぶれたら日本がダメになるぞ」と言い切る神経は見習いたいと思う。
というかこうした態度が白日のもとにさらされることになったのは、インターネットの効用だと思う。以前はメディアしか意見を述べることができなかったからやりたい放題だったけど。