ソフトバンクの商法
2019-02-05 07:00
100億円バラマキで名を挙げたPaypayがまたなにかやるのだそうな。でもってその説明がすばらしい。
PayPay残高かYahoo!マネーで支払った場合は20%、Yahoo! JAPANカードで支払った場合は19%、Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードで支払った場合は10%を還元する。なお、20%還元とやたら当たるくじの1回あたりの還元額は最高1000円で、キャンペーン期間合計では20%還元が最大5万円、全額キャッシュバックは最大2万円までとなる。
うん。全然わかりません。
なんで携帯電話文化をもった企業がやるとこうなっちゃうかな。ごにょごにょいってなんだかわからないうちに高額をまきあげるソフトバンク回線にはうちの奥様がひどくやられた。当時は奥様一人で月8000円も払っていたのが、今や家族4人で5000円も払っていないのだ。
なぜこんな複雑な条件になっているか?金を恵む側として普及させたいものがあるからだ。そうした都合はわかるのだが、それを露骨にユーザーに押し付けて来る態度には感銘を受けざるを得ない。ユーザにとってわかりやすいか、メリットがあるかなんて頭の片隅にもなく、「自分達の売り上げ・普及率」というKPIの数値しか頭にないんだろう。
こういうやり方でも、配られるお金に殺到する人たちはたくさんいる。どっかのZozoの社長にしてもそうだけど
「ほら、金やるぞ。みんな集まれ」
といって群がってくる人々を眺めるのは、ある人たちにとっては楽しいことなのだろうか。私はそうやって金をばらまく人間、それに群がり手を伸ばす人間をみて絶対ソフトバンク、ヤフーの商売からは距離を置くぞ、と決意する。