双発
2019-02-21 07:04
第2時大戦前にエンジンとプロペラが二つある戦闘機が流行ったのだそうな。馬力は2倍。だったら早く、遠くに飛べて機関銃もたくさんつめる。
というわけで、がんばって戦闘に臨んだもの、単発戦闘機にいつも惨敗。結局ものにならなかった。おそらく類似の理由で「2画面スマートフォン」もなんどもなんども登場する。
サムソンが噂されていた「折りたたみ式スマートフォン」を発表したらしい。これはいかにもサムソンらしい「とにかく作ってみました」としか見えない。ディスプレイが巻き取り式になればとか折りたたみ式になればとかは何年も前から言われているが、問題は
「画面が二つになったからといって、それほどうれしいわけではない」
という問題から目をそらしているところにある。分厚くて滅多に広げないスマートフォンなんかもつよりは、画面が一つのもってそのまま使った方がいいわねえ。
「変態端末」と呼ぶ声も聞こえるように、現在のところMは珍しいカタチのスマホだが、数年後には、かつての折りたたみケータイのように、2画面スマホが新しいスタンダードになる可能性を秘めている。
今検索して初めて知ったのだが、2017年にも2画面スマホを出していたのだね。そしてその意気込みとは裏腹にまーったく話題になっていなかった。
ということは「折りたたみ2画面いけます!」というのは誰もが取り憑かれる妄想で、ネタがなくなるとそれが具現化される、ということなんだろうか。