サラリーマンの心に刺さる言葉
2019-03-06 07:04
真実かどうか別として、人の心に刺さる言葉というのがある。なんというか、そういうものだけ集めればアクセス数抜群のメディアができるのではなかろうか。でもって多分これもその一つだ。
ここで、赤字でハイライトされている「管理を強化すると、人の間接的動機(=義務として仕事をする動機)が強まり、創造性の発揮が低下する」という因果関係こそが、際限のないネガティブサイクルの正体です。
引用元:「きちんと管理すれば企業は成長する」の迷信が企業を衰退させる〜ToMo指数の研究〜|Yasuhiro Yoshizawa|note
毎日何に何時間使ったか詳しく報告させれば生産性があがってみんな金持ちになってハッピー。まあみんなそう考えるわな。(以下36行省略)
でもって
最前線で現実と対峙している兵隊から見ると「アホか」とかしか思わない。結局「言われた数字達成すればいいんでしょ」ということになる。それで業績があがることもあるだろうし、そうでないこともあるだろう。確かなのは最前線の兵隊の目が死ぬことだ。
さてここで問題は。
経営者といえども多少は最前線で兵隊として戦ったことがある人が多いと思う。なのになぜこのような愚かな判断ができるのか、というところにある。
一つには「自分は天才だから自由にやって成果も出したけど、お前らはバカばかりだから、こうやって管理しないとだめなんだ」というものもあるだろう。
・MBA学生は、自分自身は【直接的動機】を重視して仕事を選ぶという
・一方で、現場の従業員は【間接的動機】を重視して仕事をしていると予想
・実際は、現場の従業員も【直接的動機】を重視して仕事を選んでいる
この場合、もしも業績がよくならないと、リーダー(この場合はMBA学生)は、「間接的動機でいつも働いていて、それほど創造性など発揮していないはずのメンバーが、ちゃんと間接的動機で、与えられた計画を実行していないから、良くない結果が生み出されているに違いない」と思い込み、メンバーに対して締め付けをより厳しくするします。引用元:「きちんと管理すれば企業は成長する」の迷信が企業を衰退させる〜ToMo指数の研究〜|Yasuhiro Yoshizawa|note
いくら美辞麗句で飾ったところでその根底にある考えは恐ろしいほど透けて見えるのかもしれない。進化の上でどういう価値があったかしれないが、人間は相手が自分をどう思っているか時としてとても鋭く感じることができるから。