宗教戦争に顔を突っ込む

2019-08-08 08:02

いきなり何を書き出したかといえばこの記事である。

将来性がないとされた5つのプログラミング言語の筆頭に、日本では有望と扱われることが多いRubyが挙げられているため。理由としては、過去18カ月でTIOBEのランキングが9位から12位に後退していること、同サイトが扱う求人データでRubyのスキルを必要とする求人が56%も減少していることが挙げられているが、海外はともかく日本から見るとやや違和感のある内容ということで、Twitterでは主に日本からのツッコミが入りまくっている。

引用元:え、そうなの? 「将来性のないプログラミング言語5選」の内容に各所からツッコミ【やじうまWatch】 - INTERNET Watch

どのプログラミング言語が有力か?という議論はまあ絶対に収束することがない。Visual BasicだってJavaだって使われている数からすれば有力だ。私はSwift原理主義者だがその非論理性についての自覚は(ちょっとだけだが)持っている。とはいえ、この結果にはある程度の妥当性を感じるのも確か。

Rubyというのは日本発の言語だから日本人が感情的に反発するのはわかる。しかしRuby on Railsってもう最近聞かないし、機械学習ではライバル(と私が勝手に思っている)Pythonが圧倒的に優位だ。となるとRubyを使う理由がない。

というわけで、私が時々勉強してみる言語はRubyからPythonに変わった。だってそっちのほうが絶対今後便利そうなんだもん。今この時点で雇用契約を結んでいる企業では、年に一度筆記試験があり、経営理念とかガイドラインというものを一字一句間違えずに入力することを要求される。その勉強用プログラムをRubyで作っていたがあれももうお払い箱だな。

などという話題はプログラムを自分で書かない人にとってはものすごくどうでもいいことであろう。私にとってキリスト教とか仏教の宗派同士の争いがどうでもいいことと同じくらい。