不動産Xテクノロジー

2020-02-05 07:30

なんというか一昔前、世の中には「ITテクノロジーで旧態依然とした不動産業会を改革!」みたいな企業が山ほど存在していた。そしてそのうちの多くが「誇大広告の看板をもった不動産業」だった。

予定していた株式上場を撤回するなど波乱を経験中のWeWorkは、シェアリングエコノミーのスタートアップという企業イメージを捨て、むしろオフィス賃貸の世界的巨大企業という方向に転じたいなら不動産業出身のトップを選ぶべきだろう。 実はそれがまさに実現するという。 Wall Street Journal(ウォールストリート・ジャーナル)のスクープ記事によれば、WeWorkはSandeep Mathrani(サンディープ・マトラニ)氏を新しいCEOに指名した。
引用元:Techcrunch

AIにしか投資しないなどと寝言を言っていたSoftbankが投資していたことからも分かるように、そしてようやく誰の目にも明らかになったようにWeWorkとは不動産業である。ようするに賃貸屋なのだ。

やれアプリとITで快適でかつオープンなコミュニケーションをどうとかこうとか言っていたような気がするが、全ては虚飾だった。

思うにこういう詐欺はこれからも形を変え何度も出てくると思うのだよね。そうしたものには用心したいし、「用心すべき」ということを子供達にも伝えたいが果たしてそれができるかな。