教科書の1ページ
2020-03-23 07:50
この話題いついて書くことは、全て死亡フラグになりうる、と自覚はあるのだが。
このグラフをみよう。
横軸は経過時間。縦軸は患者数である(対数)不思議なことにこのスケールで見ると、ほとんどの西側諸国は同じような増加傾向を辿っている。例外が香港とシンガポール。そしてよくわからないのが我が国である。
よくわからない、と書いたのには二重の意味がある。まず患者数だから検査の数に依存する。それが少ないのではないか、と熱心に騒ぐ人がいる。それゆえではないかという説。そしてどっちつかずである、という点においてよくわからない。
中国の公式発表はあまり当てにならない。だから無視するのはいいのだろう。しかし欧米でのこの急速な広まり方さらに死者の増加数はどうして起きているのか。それが今はわからない。いろいろな要因を指摘する人はいるが、それで全体が説明できるのかどうかもわからない。
リーマンショックの時に何が起きていたかを解析するには数年の年月が必要だったと聞く。おそらく今何が起こっているのかを本当に説明できるのは数年後ではないか。そしていつものことながら、私たちは何が正解かわからない状態で前に進まなくてはならない。