ありうる未来

2020-08-22 15:59

米国大統領選挙の行方は例によって予想がつかない。選挙前の「データ分析」が正しければ今の大統領はヒラリーだったはずだ。

だからこれは私の個人的な願望も含めた想像なのだが。

トランプが米国大統領から1米国市民(ただし元大統領)に戻ったとする。すると彼を弾劾裁判ではなく、普通の裁判所に送ることができる。そしておそらく彼にはそうされるだけの理由がたくさん存在する。可能だからといってそれが起こるとは限らない。それと引き換えになんらかの譲歩を迫る可能性もある。

まあいいや。それは想像の話だ。

Trump himself publicly admitted to being surprised Biden chose Harris, on the grounds that she challenged Biden vigorously when she was competing against him for the nomination. Some leaders surround themselves with yes-men who will only tell them what they want to hear. Others surround themselves with independent thinkers who will offer their unvarnished opinion and advice.

引用元:Daring Fireball: On Trump's Admitted Surprise at Biden's Selection of Harris for VP

バイデンは白人ではない女性を副大統領候補に選んだ。民主党の大統領候補争いで、バイデンを舌鋒鋭く攻撃した人だと聞く。

トランプは口を極めてハリスを罵っている。ということは、多分ハリスは副大統領候補として適切なのだろう。トランプが褒め称えたらそれは危険なサインだが。

でもって

自分に自信がない人間は周りをイエスマンで固める。私が以前務めていた会社の社長(およびそれに類する人)がそうだったからよく知っている。

トランプはそうした人間のようだ。だから自分を攻撃したハリスをバイデンが副大統領候補に選んだことについて驚いたと。バイデンがどういう人かよく知らないが、今度の「女性副大統領候補」はサラ・ペイリンよりははるかに好ましく思える。

とはいえ

まだ選挙の結果はわからない。そもそも一期であってもトランプを大統領に選ぶなどという愚かな選択がどうして可能なのか理解できないのだ。太平洋の反対側からバイデンの勝利を祈りはするが、投票権は私にはない。