ごんざれふ賞2021-2022
2022-02-28 19:42
春の訪れとともに映画賞のシーズン。その中でも最も重要な(私にとって)ごんざれふ賞の発表です。
受賞資格があるのは2021/3/1から2022/2/28までに私が観た映画。制作年がどうとか細かいことをいう人間はシベリア送り。いや、これは洒落にならない。
とにかく発表です。
作品賞:
今年は珍しくあちらの賞と傾向が似ています。しかしあれですよ。誰がなんと言おうといいものはいい。
ただ唖然としました。なんだこの至高の芸は。
正面からぶんなぐられた。
まさかモブキャラで泣かされるとは。
いや、邦画だって負けていない。少なくとも数十年前は。
主演賞:
レイチェル・ゼグラー@ ウエスト・サイド・ストーリー
あの歌声。
アンソニー・ホプキンス@ファーザー
レクターとは全く別のスタイルで観客を恐怖に陥れる芸。
ライアン・レイノルズ@フリー・ガイ
普通の男が見せる姿。
エマ・ストーン@クルエラ
女優。
助演賞:
オスカー・アイザック@DUNE/デューン 砂の惑星
この静かな演技。
リル・レル・ハウリー@フリー・ガイ
助演といって真っ先に頭に浮かぶのがこの人。
いろいろな理由で記憶に残ったで賞:
PITY ある不幸な男::ギリシャの普通の風景がとても記憶に残りました。
ミラベルと魔法だらけの家:ディズニーの完璧映画再び。
HOUSE ハウス:画面を彩る少女達のその後の人生。
プロミシング・ヤング・ウーマン:いつも心に煉獄杏寿郎を。
キングスマン:ファースト・エージェント:びっくりするくらい史実に忠実で見事な反戦映画。
ドライブ・マイ・カー:あんなに人を殺さないと成立しないのか。
観てしまった中で最低賞:
今年は激戦。ダメ映画は結構観たのですが、どれもこれも「ごんざれふ賞」にふさわしいかと言えば...その中で「邦画だから」というゲタを外せばやはりこれが受賞するべきでしょう。
なんといっても製作者の「ほら、お前らこういうのみれば青春と思うのだろう?細かいこととかどうでもいいんだろう?」という魂胆が見透くところが決め手となって受賞です!
今年はノミネート締切期間の終了間際にすごい映画が立て続けにきました!とはいえ独立愚連隊のような名作に出会えたのも幸運。それではみなさま来年のごんざれふ賞でまたお会いしましょう!(フラグ?)