ごんざれふ賞2022-2023
2024-03-29 18:36
さて、今は2024年3月。なのに一年前の「ごんざれふ賞」発表です。なぜ去年さぼっていたのか?
それは私にもわかりません。しかしそんなのは些細なこと。受賞資格があるのは2022/3/1から2023/3/31までに私が観た映画。制作年がどうとか細かいことは関係ありませんし、日本での公開がいつか、とかどうでもいいのです。それでは発表です。
作品賞:
あらためて一覧を見て、この期間は驚くほど1800円の映画が少ないことに気がつきました。しかしこの一作で十分。お話は単純、トム・クルーズは絶対に死なない。そんなことはどうでもよくてこの映画を見た後に一作目を見返すと「なんだこれ」となる稀有な続編です。
もうねえ、予告編をみるだけで嫌なことが起こるのわかりきってるわけですよ。それなのになかなか「嫌なこと」が起こってくれない。一旦起こりだすとあとは怒涛のごとく。しかしそこを泳ぎ切る女性もいる。怖い映画は苦手なのですが、この映画に賞をあげないわけにはいかないでしょう(上から目線)
見る前は「期待できるのかな?ダメだろうな?」と半信半疑どおろか90%疑問で見た映画ですが、なんのなんの。これ面白いじゃないですか。こんな夜行列車があればぜひ乗ってみたい。
Good Actor/Actress賞:
今年からもう主演とか助演とか男性とか女性とか全部とっぱらいました。私が「いい」と思った人は誰でも受賞です。というわけでさっそくいきましょう。
トム・クルーズ@トップガン マーヴェリック
いつも思うんです。この人おれと同学年(日本基準)なんだよな、と。そりゃ体のメンテナンスにかけている費用も時間も違うんですけど。
あれ?この時期印象に残ったのは一人しかいないぞ?
最低映画賞にいくまえに、「ちょっと言及しておきたい作品」をいくつか。
話の筋とか、細かいところはどうでもいいんだよ!これが面白いんだよ!の詰め合わせ。ナトゥの破壊力には脱帽です。
怖い話は苦手です。そしてこの映画では何の罪もない子供が何人も殺される。それは現実かもしれないけど、と思いながら心に残る映画でした。
それではみなさまお待ちかね。「観てしまったなかで最低映画賞」です!不幸にしてこの期間はこの賞にノミネートされる作品がとてもたくさんあります。(-1800円の部に10本)さて、激戦を勝ち抜いたのは?
この二作はただのダメ映画ではありません。二人の監督は、私にとってAll time bestに入れたい素晴らしい映画を作った人なのです。同じ人間がなぜここまでダメな映画を作ることができるのか?人間とは本当に面白いものです。(映画に出資した人たちはたまったもんじゃないだろうけど)
というわけで、これでようやく胸のつかえが取れました。しかし油断してはなりません。すぐ次のごんざれふ賞がやってくるのです。