日付:1999/12/21
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カラオケさて、数日が過ぎ、いくつか演奏の評判が聞けた。YDからは「思ったよりもずっと素晴らしかったので驚きました」とメールが届いた。控え室でみた彼の安堵の表情を思えば、この言葉を額面通り受け取っても問題はなかろう。
さて他の人達からは「楽しそうでしたね」というメールをもらった。そのうちの一人は「歌はあまり上手じゃないけど」という修飾語つきだ。その人たちは「私が」楽しそうでした、といっているのであり、その人たちが「楽しかった」と言っているのではない。
私はそのメールを読んで数日前にやった「カラオケとバンドの違いについて」の論議を思い出した。本人だけがHappyなのがカラオケで観客もHappyにできるのがバンドで歌うこと。となれば私がやっていたことは、カラオケで下手な英語の歌を歌い上げる「マイウェイおじさん」とかわるところはない。
そういえば最近はカラオケに行くこともほとんどない。本人だけご機嫌のお歌であるならば、歌うのはあの密室の中だけにしたほうがいいのかもしれない。もしそれでも再度人前でやることがあれば、いきなりヘッドスライディングでもして、腹をさすりながら
「おー。あつあつ」
とでも言ってみようか。歌で観客をHappyにできないのであれば。