Goromi-TV
2005年度第一回IPA未踏ソフトウェア創造事業に「動的キーワード抽出を用いた映像コンテンツブラウズシステム」として採択し ていただけました。
以下に申請テーマ概要を示します。
「昨今ビデオにHDが搭載されることが一般化され、大量の番組映像を記録することが可能となっている。しかしながらそれを閲覧 するインタ フェースとしては、キーワード検索、あるいは番組表形式にとどまっている。こうしたインタフェースはユーザーが「明確な要望を持ち能動的に検索する」場合 には効果的だが、家庭でTVを見るような「特に明確な願望はなく、ただ面白いものが見たい」という場合には適していない。
申請者は「特に明確な願望がない」場合に、Web上の情報を流し見るインタフェースGoromiを開発した。今回の提案テーマでは、その経験及びインタ フェースを利用し、初期キーワードを元に番組情報から関連キーワードを動的に抽出、それらと関連番組の内容を2次元上に配置するインタフェースを開発す る。期待される効果は以下の通り。
1)初期キーワードを思いつかない場合でも、画面上に提示されたキーワードを選択、もしくは組み合わせることにより、興味の赴くまま映像を閲覧できる。
2)自分が知らなかったキーワードがシステムから提示された場合、それを選択することにより、全く知識も興味もなかった新しい番組に出会うことを可能とす る。
こうした効果により、従来HD内に死蔵されていた映像をより動的に楽しく閲覧することを狙うものである。」今後随時このページに開発状況を記載していくつもりです。
とはいったものの
固い。さっきの「申請テーマ概要」はあまりにも固い。自分で書いた物とはいえ読み返す気力も起きません。ここは私が敬愛する「それだけは聞かんとってくれ」の知恵に学 ぶときでしょう。(第6回「猫 なんだニャ」参照のこと)
「昨今ビデオにHDが搭載されることが一般化され、大量の番組映像を記録することが可能となっているんだニャ。しかしニャがら それを閲覧するインニャフェースとしては、キーニャード検索、あるいは番組表形式にとどまっているのニャ。こうしたインニャフェースはユーニャーが
「明確な要望を持ち能動的に検索するのニャ」
場合には効果的ニャんだが、家庭でTVを見るような
「特に明確な願望はなく、ただ面白いものが見たいんだニャ」
という場合には適していないのニャ。」
とまあこれくらいにしてようやくフィットするわけです。何にフィットか知りませんが。とはいっても最初からこんな申請書を出せば審 査以前に蹴られること必定というくらいの社会常識は私にもあるのです。
そもそもなんでこんなページを作っているかと言えば、IPAから
「『関連Webサイト』 につきましては、とりあえず、「なし」となっていますが、開発者・開発テーマに関連したWebサイト がありましたら、公表時には掲載させて頂きたいと考えますので、可能であれば関連Webサイトをご連絡ください」
とい う連絡があり、せっかくだから「関連サイト」を作ってみようか、と思い立ちぱたぱたとキーを打っている間に妙な事になったわけで。とはいってもこれも何か の縁ですからこのページには関連する情報をぽちぽちと。
というかこういうページを作っておけば、自分で「をっ、これは関連あるかも」と思った物をちまちま追加できるし、「あれはどこだっ たか」と無意味に探し回る事もあるまい、、と楽観的に考えてみましょう。
[開発の動機](長くなったので 別ファイル)
[Goromiとは]これはものすごく長い話なのですが、「そんなことはどうでもいい」という人が殆どだと思います。手っ取り早く 知りたい方は当サイトで公開しているページを ごらん下さい。しかし「なんだこれは?」という問いに答えようと思えばここらへんからずっと読んでい ただく必要があります。もっとも全て読んで頂けたとして答えは見つからない可能性が高い。しかし他に何が言えるというのでしょう。
[それで何をしている(orした)のか](執筆中)
Goromi-Tutbe : Goromi-TVを元にYoutube閲覧用に作ったもの
8月の盆 休みと9月に散在している休日を如何に活用or無駄にしたか
元々の「検索を ベースにしたソフト」からいかにして話はずれ始めたか
「プログラムを作 らなくては」という強迫観念を振り切り論文を書き始めたのはどうしてか
どのように考え論 文を書き、どのように恐怖に怯えることとなったか
引き続き行われた 未踏ソフトウェアの中間報告をどのようにのりきったか
[参考]