2019-01-24 07:54
米国のテック企業では「クリーンエネルギーを推進する」ことが強迫観念となっているように思う。私は狂信的Apple原理主義者だからそのことをよく知っている。私は狂信的Apple原理主義者だが、Appleがこの問題について語ることは間違っている。風力だろうが、太陽光だろうがそれを購入するだけでは問題の解決にならない。本当にクリーンエネルギーを推進するというならば、「それだけで済む」ように蓄電施設も作る必要がある。それはどこだ?
いや、Appleはまだましだ。自社の屋上に太陽電池を敷き詰めているから。Googleのこれはどうだろう。
ニュース 台湾 Google 再生可能エネルギー Googleが台湾でクリーンエネルギープロジェクトを開始、アジアでは初 2019年1月23日 by Catherine Shu 10 シェア List ツイート 0 はてな 次の記事 Googleが、同社によるアジアで最初のクリーンエネルギープロジェクトを立ち上げた 。本日Googleは、台湾の台南市にある10メガワットの太陽電池アレイの出力を購入する長期契約を締結したと発表した。
引用元:Techcrunch
いや、だからそれは問題の解決になってないから。Googleが太陽電池「だけで」事業を継続できるようにならないと問題解決しないから。
っていうかGoogleほど資金と頭脳があるなら、Teslaから死ぬほどバッテリー購入するとか自分たちでバッテリー作るとか、重力利用の蓄電施設つくるとかいろいろあるでしょう、やることが。曇りの日が続いたり、風が吹かない日が続いたら
「ぼんぼん石油燃やして二酸化炭素排出します。てへぺろ」
じゃねえんだよ。
なんども書いているが、「俺太陽光発電の仕事やってるんだよ」と父に言ったのは今から25年くらい前。その時の父のネガティブな反応は当時の私には驚きだった。
25年の時をへて、私の中にある父の遺伝子が開花したようだ。私は蓄電施設なしの「クリーンエネルギー」を善人ヅラして宣伝することに対し、当時の父と同じような反応を示すようになった。いや、遺伝とは恐ろしい。
2019-01-23 07:27
1990年、アメリカのTVで小型の液晶TVが使われていた。「これはゲーリーストリート(San Fransiscoの街中である)で買えればいいのだけど、売っているのは銀座ストリートだよ」
とそれを手にした男が言った。手に持つことができるTV。それは衝撃的な映像だった。
それから液晶のシャープができ、日本製の液晶は最高だということになり、いつのまにはサムソンやらLGにふっとばされ、シャープは外資に買収され、それとともに日本は衰退の道を辿る。そしてそれが消えるのは遠い先のことではない。
ジャパンディスプレイは、iPhone XRのLiquid Retinaディスプレイを製造しているものの、Appleは、2020年発売iPhoneでは有機ELディスプレイのみにする計画のため、売上高の50%超をAppleが占めている同社に対して、日本政府はジャパンディスプレイを支援し続けることはできないという姿勢を示しており、海外投資家への経営権譲渡に前向きだと伝えています。
引用元:WSJ:2020年発売のiPhoneは有機ELディスプレイのみに? | Rumor | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
この30年、日本はひたすら衰退の道を歩んで来た。ジャパンディスプレイという会社が液晶に未来はないと知りながら、右にも左にも舵を切ることができなかった状況は日本全体の状況に重なるところがあるのではないか。
だからジャパンディスプレイがそもそも作られ、そして消えるまでの経緯を誰かが本にすべきだ。
2019-01-22 07:32
先日みかけた文章
Either the president is compromised by the Russian government and has been working covertly to cooperate with Vladimir Putin after Russia helped win him the 2016 election — or Trump will go down in history as the world’s most famous “useful idiot,” as communists used to call those who could be co-opted to the cause without realizing it.
引用元:Daring Fireball: Garrett Graff: 'Trump Must Be a Russian Agent; the Alternative Is Too Awful'
簡単に訳すと、現時点で可能性は二つしかない。一つは合衆国大統領がプーチンのいいなりになっている、というものでもう一つは合衆国大統領が歴史上最大の「役に立つバカ」というものだ。
他国から支援を受け合衆国大統領に就任することが何を意味するのか理解できない人間を、アメリカの国民は「民主的な手続き」で大統領に選んでしまった。これは恐るべきことだ。そして多くの米国国民はいまだにトランプを支持している。
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目を西に向ければ韓国は自衛隊機に向かって射撃用レーダーを照射した件に関して「子供の言い訳」を繰り返している。その内容には言及する価値すらない。それは韓国政府の体質だから驚くには当たらない。日本だって鳩山とか菅が首相の時は同レベルかもっととんでもない発言を連発していたのだ。
驚くのはそこではない。韓国国民の大多数はそれを支持している、という事実だ。なぜかというと常に悪いのは日本だから。
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この東西二つの実例は「客観的事実」の持つ意味について私を深く考えさせる。実のところ「事実」にはなんの意味もない。トランプがどんな嘘をつこうと、事実をごまかそうと、韓国政府が哀れとか言いようのないコメントを発表しようと国民の支持は揺るがない。なぜか。彼らが国民の「感情」を掴む術を心得ているからだ。
民主主義というのは、こうした「感情を操ろうとする政治家」を集合知は検知し排除できる、という前提のもとに成り立っている。果たしてその前提は正しいのだろうか。
2019-01-21 07:33
何か「新しい技術」を取り入れた試みを行う。すると大きく報道発表される。運が良ければTVの取材を受けるかもしれない。その分野での講演会で喋ってくれ、と言われるかもしれない。
しかし
「新しいものは決してうまくうごかない」という原則が存在する。宣伝はしたもののロクに動かない。まっさきに現場がその技術に背を向ける。何度か無駄なやりとりがあったあと忘れ去られる。しかし最初に華々しく発表したリリースだけは残っている。
これはとてもよくあることだ。しかし後に続く人にとって重要なのは「その結果はどうだったか。失敗したとすればその原因はなんだったのか」だ。かつて「第5世代コンピュータ」という巨大なプロジェクトがあった。そして惨めな失敗に終わった。しかし今その失敗について学ぼうとしても何も残っていない。「教授がたくさんできたから成功」とかいう大本営発表があるだけ。
だからこの失敗もここに記録しておこうと思う。
ロボットの世界をさらに楽しむ
変なホテルのロボットが皆さまをお出迎えしたあとは、ハウステンボスのロボットの王国へ。 ロボットが調理するレストランやロボットのステージショーなど、最先端のロボットの世界を楽しもう。
引用元:変なホテル
人間を全部ロボットで置き換える、という目標をかかげた変なホテルは結局省力化どころか、より人間への負担を大きくした。結果どんどんロボットがリストラされているんだそうな。
Robot Hotel Loses Love for Robots
The robot revolution will have to wait at the Henn na Hotel in Japan, which is laying off low-performing droids
引用元:Robot Hotel Loses Love for Robots - WSJ
上記文章の次には「ホテルにとまったら、一晩中”すいません。聞き取れません”というロボットの声に起こされ続けた。いびきに反応していたようだ」という宿泊客の悪夢が紹介されていた。
こういう失敗は広く共有されるべきだ。そうすれば少なくとも「人工知能が人間をもう置き換えているんだお」と無邪気に語る人たちの2%くらいには届くかもしれない。
東大の松尾准教授は3年前こう高らかに宣言していた。
このチャートによれば、今は2019年だから人工知能は従来「難問」と言われていたシンボルグラウンディングを解決し、知識獲得も研究室レベルでは解決済み。あと2−3年で教育、秘書、ホワイトカラー支援が実用化されるとのこと。
だったら変なホテルはちょっと急ぎすぎたのかもしれない。あと1年くらいがんばって、松尾准教授に「先生の言うことを信じてがんばりました!」と損害賠償を請求するべきだったと思うのだが。
私は松尾准教授のこの詐欺的「将来予想」も注目されるべきだと思っている。変なホテルはロボットをリストラしているらしいが、松尾氏はまだ人工知能芸をやめない。過去に自分がデタラメを言ったことは棚に上げてだ。このことについては項を改めて紹介したい。
2019-01-18 07:22
映画でみたが、携帯ロケットランチャーは飛翔速度が遅い。そのため発射に気がついた人間は周りに警報を発する意味で"RPG!"と叫ぶのだな。
Appleが業績を下方修正し、アップルショックとか言っているがおそらくそれはリーマンショックと同じくらい正しい。リーマンショックの原因がリーマンブラザーズだけだったわけではないのと同様に、アップルショックもAppleが原因なわけではない。私と反対側にいるApple Haterたちが「これだからAppleはだめなんだ」と喜んでいる間に、いろいろな会社の業績不振が伝えられている。昨日は日本電産が6年ぶりの業績下方修正を出した。
米中貿易摩擦に端を発した経済の不確実性が、中国経済を中心とした世界の実体経済に深刻な影響を及ぼしてきており ます。これにより昨秋より想定を上回る客先の需要減に加え、大規模な在庫調整が進行していることから、売上高を1,500 億円下方修正し、1兆4,500億円と致します。
引用元:通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
これに関してはこういう声が上がっている。
こういうときの対応が、他社と比べて数ヶ月は早いのは相変わらず。
対応が早すぎて「えええ、そこまで状況は深刻だったん…?」と市場をびっくりさせるのも相変わらず。
引用元:ざっくさんのツイート
市場をガツンとぶん殴って目を覚まさせるという意味ではリーマンのときと同じですね、まさに。
引用元:ざっくさんのツイート
おそらくAppleの業績下方修正は「RPG!」だったのだ。
そして今までのらりくらりと消費税引き上げを先延ばしして来た安倍君はそのツケを払うことになる。おそらく一番悪い時期に消費税を上げざるを得ない。彼はよく仕事をしたと思うが、そろそろ命運が尽きると思うのだがね。
2019-01-17 07:00
自分が社会的に成功して、人に訓示をたれる立場になったとする。自分が成功した理由についてあれこれ考え、善意からそれを一生懸命相手に伝えようとする。
そうした話は極めて少数の例外とのぞいてつまらない。なぜか
成功者は日経の私の履歴書みたいな自慢系か、自分が偶然得た大成功という結果を過去受けた一番の苦労や努力に因果関係を見出して『真冬の裸の乾布摩擦が成功のカギ』とか言ってるレベルばかりなのでほぼ読まないけど、失敗した人が失敗をどう受け容れてくかは人それぞれで興味あるので読んでしまう
引用元:次郎丸🦍哲戸さんのツイート
人間の成功失敗は驚くほど多く偶然に依存しているのだが、人間は理由づけが大好きである。だから「乾布摩擦が成功の鍵」と他人に話す。聞いてる方は「このボケ」と思っているが黙っている。
そう考えると「偉くなってつまらない話を人にする」というのはある種の才能に恵まれていないとできないことがわかる。つまり
「他人が自分をどう思っているかについて徹底的に無神経である」
という才能。私は偉くなったことがないからわからないけど、偉くなると聴衆がみな眠そうな顔をし潜在的に「黙れこのアホ」と思っていてもそれに気がつかないようになるものなのかね。
そう考えると、Steve Jobsというのはとにかく滅多にいない人間であったことがわかる。成功者が米国の大学の卒業式でスピーチをするのはありふれた話で、おそらく全米では毎年数百のスピーチが量産されている。その中で日本語に翻訳され伝えられているものは数えるほどしかない。そして彼のStanfordでのスピーチはその中でも唯一広く伝えられているものだ。
2019-01-16 06:58
今勤務している会社では、新しい会社と取引するときに必ず「反社チェック」というのが行われる。上場企業としては当然と思う。
しかしそうした反社会的勢力が大手を振っている業界が堂々と存在している。芸能界である。いろいろな報道を聞くと、アウトレイジの世界としか思えない。ちなみに野球も同じね。だってヤクザに100000000円払った人が監督として復帰するとか冗談ではない。
でもって不思議なことだが「芸能界」という仮面をかぶせるとそうした反社会的勢力は大手をふって歩けるようなのだ。いや所詮ヤクザな世界だからとかはいいんだけど、なんというか片手落ちだよね。私はこういう二十基準に徹底した嫌悪感を持つ。だからゴミはゴミの住む場所に返すべきだ。公共電波なんかにのせないで。
芸能界の反社チェックを新規上場並みに徹底させたら、演歌歌手とか格闘家とか元プロスポーツ選手とか、半分以上がCGと声優のアテレコになると思うけど、お前らそれでもええんか?
引用元:ボヴさんのツイート
大歓迎である。というか、早くそうなってほしい。僧侶と宮大工と柔道家を出演させた筋肉体操はもうなんというか何十回も見返しいっしょに運動している。ヤクザとその周辺なんかみさせられるのは勘弁である。
2019-01-15 07:14
引用元:Swiss Miss
もしもっと勇気があったなら、どんな人生を送っていたか?
現実を認識し、妥当な判断をすることは多くの場合役に立つ。時々思うのだ。三菱重工にずっと勤めていたら(今から考えればそれはおそらく不可能だったのだが)今頃どうなっていただろうか、と。今頃どこか三菱関連の子会社でその会社のジャンパーを着ていただろう。子会社のプロパー社員に「うちの会社の偉いのは、三菱の人間のいいなりだ」と文句を言われながら。
では逆の可能性。もし私が「妥当な判断」をしなければどうなっていたか?
などと過去についてあれこれ考えるのは暇つぶしにはなっても現実的な意味はない。問題はこれからだ。「妥当な判断」をしないとすればどうなる?
2019-01-11 07:15
自分の子供に伝えたいことというのがいくつかある。いや、うちの預金はこの口座にとか実利的な話ではなくて、覚えておくべき教訓のことだ。
世の中にはたくさんのことわざがあり、我々に覚えておくべき教訓を教えてくれる。しかしそれには同意しかねるものがたくさんあるし、どうでもいいものもある。しかし大事なものもありその一つに「ナニワ金融道」で読んだ
「他人が持ってきた儲け話は全て詐欺」
というのがある。これは子供に実例とともに何度か伝えている。願わくば大事なところで彼と彼女がこれを思い出してくれることを。
大事と思っているのだが、いまだに伝えられていないのが
「他人を笑っていいのは、その本人が笑って欲しいと思っているときだけ」
というのがある。なぜ伝えられていないかというと、うちの子供が他人を(悪い意味で)笑っているのをあまり見たことがないからだ。その父親たる私は、冷笑も含め彼らの足元に及ばない。だからこういう言葉を見ると猿のように反省する。脳機能再生薬で期待を集めているサンバイオというベンチャーがあるのだそうな。しかしその「期待を集めている」のは最近のこと。以前はどう捉えられていたか。
サンバイオといえば上場時の資料で「投与前と投与後で人が違うではないか。こんなものできるわけない。(笑)」とたくさん知人にネタとして話していた事を思いだします。しかし、こうやって結果で証明されると、半笑いの自分こそが努力している人を笑うという笑われる存在なのかもしれません。反省。
引用元:Kabu Berry (yama)さんのツイート
もう一つの例は「カメラを止めるな」の監督。若い頃の行動はどう考えても「痛いやつ」でしかないのだが、その力は圧倒的。
人を笑っている暇があったらMind your own businessするべき、とは最近とくに身につまされる言葉。多分今の自分を客観的に見ればかなりイタイ人であり、誰の記憶にも残らないほど当たり前の話なのだろうが。
2019-01-10 07:20
そもそもプレゼンの目的とは何か。あれこれ考えた末私は
「感情の共有」
というスローガンを掲げた。例えば理系の先生方からは
「何を言っているか。統計的手法が正しいかどうか、それを合理的に説明することが重要だ」
というお叱りを受けると思う。しかし私はそれに対する反論もちゃんと用意している。
「もしあなたが自分の研究を小学生に説明する時、統計的手法について述べますか?もし述べないとすれば、それはあなたの研究、およびそのプレゼンの本質ではないのです」
研究発表の場で、統計的手法の説明が必要だとすればそれはそれなしでは感動しない変態が聴衆だからである。
私はここでスローガンと述べた。なぜならこういう痛ましい事例が存在するからだ。
ユニットリーダーになる時の彼女のプレゼンの素晴らしさと、一方で持つ、極めて杜撰な面のギャップにひどく驚いていました。あの頃になると、主人は小保方さんには『根本的に研究者としての適性がない』と思うようになっていました」
引用元:“はじめは、主人は小保方さんのプレゼンに感心し、すごく優秀だ、と言っていました” 〈「笹井副センター長」未亡人インタビュー(4)〉 | デイリー新潮
全くの想像だが、私は小保方氏は自分が不正を働いたとは絶対思っていないと思う。だから自分の研究の素晴らしさに対する彼女の感情は正直なものだった。笹井氏はそれに動かされたのだろう。プレゼンがすばらしいとはそういうことだ。
しかし笹井氏に見抜けなかったことは、驚くほど多くの人間が、間違った根拠の上に確固たる信念を持ちうるという現実だった。だから小保方はプレゼンには成功した。その結果として、落ち度はあるが罪はない多くの人の命をうばったり大迷惑をかけたりした。
これはヒトラーのプレゼンテーションと相通じるところがあると思う。彼は確かに自分の感情を国民に伝えるすべに長けていた。そして例えばゲッベルスなどと違って、彼の感情は正直なものだったと思う。
問題は、その「感情」は間違った、破滅的な前提によっていた、と言う事実だった。
この手記がどの程度編集者によって編集されているかはわからない。しかし文面から伝わってくるのは、笹井夫人がとても理知的な人だということだ。
「もしSTAP細胞がなければ? もし小保方さんが理研に来なければ? うーん、それは、歴史に『もしも』があったら、というのと同じで言っても仕方がないことですよね。もし実現していたら、医学界にとって大変な貢献だったわけですし。
引用元:【印税700万円の「小保方」手記】“小保方さんとは、いつかいろいろと話をしてみたい” 〈「笹井副センター長」未亡人インタビュー(5)〉 | デイリー新潮
こんなセリフはなかなか言えるものではない。それだけに笹井氏が「プレゼン」によって命を絶たなければならなかったことが、痛ましく思われる。
という内容を追記して「プレゼンテーション失敗の本質」をアップデートするかな。。
2019-01-09 07:13
Appleが売り上げの見通しを下方修正したと聞く。これを聞き、私の反対側にいる人-すなわちAppleが失敗することがうれしくてしょうがない人-がありとあらゆる理由を述べているのが想像できる。しかし私は古参のApple原理主義者だ。心持ちとしてはこんな感じだよ。
引用元:Joy of Tech
しかしながら、これは別の兆候を示しているのではないかという懸念が存在する。
Reuters reports that official government statistics show a 15.5% fall in 2018, while Canalys has a somewhat lower estimate of 12%.
引用元:Smartphone shipments in China fell for all, not just Apple - 9to5Mac
Appleが中国でシェアを落としているのは事実だ。しかし中国でのスマートフォンの出荷台数自体が減少しているらしい。サムソンも同様に半導体部門での減収を報じている。
さて、これが「スマホが売れなくなっただけ」なのかそうでないのかはもう少し様子を見ないとわからない。中国経済がバブルなのではないかという懸念はもう10年以上も続いており、しつこい私も「そろそろ破裂するぞ」という言葉を飲み込んでいた。
いや、私はまた間違っておりこれはスマホだけの問題だと思う。しかしバブルが終わるときに私は必ずそう考えるのも事実である。2000年にITバブルが崩壊した時も「いい加減なIT企業が淘汰されるだけさ」と思っていたし。
いずれにしても決心したことが一つある。長年Appleの原理主義者を標榜しながら、Apple株を所有していないことに後ろめたさを感じていた。どこまで下がるか知らないが、今度はちゃんと購入するぞ。
2019-01-08 07:24
今日の表題でグーグル先生にお伺いをたてると、たくさんの文章がヒットする。
クルマの運転も同様で、ある程度の刺激=スピードを与えた方が、脳は活性化し集中力は高まり、反対にゆっくり走ると、感覚は鈍くなり、集中力や周囲に対する気配り、安全意識も緩慢になる……。
そう考えると、通学路や住宅地の細い道を猛スピードで走るのは論外にせよ、郊外の広い道や高速道路では、実勢速度とかけ離れた極端にセーブされた制限速度を押し付けるより、制限速度を思い切って引き上げたほうが、むしろ交通事故のリスクは減らせるのではないだろうか。
引用元:スピード=悪とは限らない!? 人身事故の89%は時速40キロ以下で発生(WEB CARTOP) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 - carview!
こういう人は、「以下に引用するような車に殺されたら、運が悪いと思ってあきらめるんだな」と言い放つのだろう。
交通課からSDカード戻って来たので、例のタクシー衝突事故の事故直前の映像。
タクシーにも過失が0とは言わないけど、ベンツの異常な速度超過が無ければ3人もの人命が奪われる事は無かったと思う。
引用元:穴吹さんさんのツイート
引用先を見てもらうと、市街地を異常な速度で走行するベンツが写っている。ちなみにこの精神異常者は上場企業の社長である。
4人屠っといて上場企業の社長にはまぁおれんわな
引用元:ぷっちょさんのツイート
問題はこうだ。今の車というのは「通学路や住宅地の細い道を猛スピードで走るのは論外」という行為ができてしまう。これを防ぐ手段は全く信用のおけない「ドライバーの判断」以外に存在しない。
日本における交通事故の死傷者は減少している。しかし私が夢見る
「交通事故のニュースが新聞の一面を飾る日」
はまだ遠い。
ちなみに
会社にとって経営理念が大切、と唱えるのは結構。しかし理念は行動に表れる、ということを忘れてはならんと思う。いいことを言う、だけだったらこの精神異常者でもできる。
世の中のどんなことにも、“変えてはいけないもの”と“変えなければならないもの”がある。ビーイングの“変えてはいけないもの”は理念や行動指針。創業以来、「感謝・感恩・報恩」を理念に掲げ、全てに感謝し、感じた恩に報いることを第一としてきました。
そんな理念を体現するために、3つの行動指針を示しています。それは、会社が社会に役立つ「公器」であること、自己実現をすること、そして利益を出し安定して存在し続けることの3つ。
引用元:(株)ビーイング【東証JASDAQ上場】 | 新卒採用・会社概要 | マイナビ2019
2019-01-07 07:03
子供が小さかったころ、私の部屋であれこれ遊んでいた時の写真を見返すことがある。(Google Photo先生のおかげだ)こんな可愛い子供と一緒にいたのかと思う。
じゃあその時幸せでいっぱいだったかといえば、確かに楽しかったのだが「なぜずっと部屋にいる。たまには一人にしてくれ」と思ったとぼんやり覚えている。
平成の世の中だから、飢えることはあまりない。だから不必要なものをあれこれ口に運ぶ。分解してみれば、一瞬口の中に快さが広がった後には体重の不必要な増加、という結果が待っている。最近そのことを考え少しは食べる量が減ったと思う。
かくのとおり「幸せになる」というのはなかなかやっかいなものだ。
ノーベル賞受賞者のダニエル・カーネマンは、この区別を「人生で幸せを体験すること」か「人生を振り返って幸せを感じること」と言い表している。少し時間をとって、自分がどちらの幸せを求めているか、自問してみよう。
このような区別は、意味がないようにも思えるかもしれない。結局のところ、幸せに過ごした時間は、幸せだったと思い出すことも多い。美味しい食事とワインを前によき友と過ごす晩は、幸せな体験であるとともに、幸せな記憶となろう。同様に、プロジェクトのメンバーにお気に入りの同僚がいて、内容も興味深いものであれば、取り組むのも振り返るのも楽しいだろう。
とはいえ、この2つは必ずしも同時に連動して生じるわけではない。
引用元:体験と記憶、人はどちらの幸福を重視するのか | HBR.ORG翻訳リーダーシップ記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
仕事で片付けなければならない厄介ごとがあったとする。それが終わるとなんだか幸せな気分になるが、すぐそれは大きな問題が消えただけで、普通の問題は残っていることに気がつく。
こういうことをあれこれ考えていると仏教の「人生皆苦」が正解なのではなかろうかと思い始める。と、頭の中で悟りに近づいた気になってもふと気がつけば不必要なお菓子など口に運んでいるのだが。
2019-01-04 07:08
ふと気がつけば、人間は自分の心をゆさぶってもらうために金を払い、時間を投資する。これは驚くべきことだ。
というわけで映画である。年末年始にはいろいろな人が「今年の映画ベスト10」とかを発表する。大抵の場合「なんだこれは」と思う。その中で一番私の趣味に近かったのが
「2018年の映画ベスト100(twitter投票を集計しました)」
である。
ということは私は「平均的な趣味」をしているということかも知れん。
ネット上には映画評が星の数ほど存在しているが、読む価値があるものはそう多くない。人が読む価値がある評論というものはどういうものかについてはいろいろな議論が存在しているはずだがよくは知らん。自分と趣味を同じくしない人にも、その感情が伝わるものを書くべきだと思ってはいる。
最近学校でどういう「作文のしかた」を教えているかは知らん。その昔よく言われた(ような記憶があるが、定かではない)「感じたことをそのまま表現しなさい」というのは間違っている。自分の感情を表すのはいいが、文章にする以上は読み手にそれが伝わらなくてはならない。となると「相手の立場を想像する」というなかなかの力が必要とされる。
この「相手の立場から自分の行動を見る」というのはとても大事なことのように思うのだが、あまり明示的に教育を受けた記憶がない。なぜなんだろうね。